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おかんのお弁当。 [感動]

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高校の頃とにかくバイトと遊びではしゃぎまくってた。
無免で中型乗って馬鹿だからマッポに捕まったりしてお母さんに迷惑かけまくった。

バイトもキャバクラと他に掛け持ちして学校も公立の普通科で超多忙で通学費だけは自分で払ってた。

そんな中、高2~3までダイエットと忙しさで拒食症になった。
すごいガリガリになって普通の生活が辛くて眠くてイライラがずっとあった。
でもバイトも学校もしっかり行っていたが、毎朝おかんが作るお弁当を全く食べずに家においていったままにした。

ほとんど食事をとらず友達にも家族にも相当心配かけてた時期。
家族との仲に溝ができて、会話がほとんどなかった。

しかしやっぱり人間の本能。
いずれ食欲は出て来て普通の生活が出来るようになり、今ではその反動がきてるw
拒食症の症状も軽くなった頃の高校卒業間際、学校最後のお弁当がある登校日。


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久々の朝の会話
「お弁当忘れてるよ。」

その日学校で丁寧に包まれたお弁当ばこを開けた。

母からの手紙が。

あなたがダイエットをする頃から母はお弁当を作らなくなり、
悲しいような…楽チンだったような…
一時期は本当にどうなるのか不安で仕方ありませんでした。
たくさん心配かけることをしてくれたあなたですが体だけは健康にね。
いずれあなたにも子供ができて、文句を言いながらお弁当を作る様子を思い浮かべると笑っちゃう。
でもあなたはママの娘。何があっても大丈夫。
これからも頑張ろうね。

学校で泣いた。友達に自慢しまくったw

泣きながら手紙入ってるよーって。
そのお弁当には私の大好きな母の手作りだし巻き卵焼きが入ってました。
うちのおかんは本当に料理がうますぎて、ピザも生地から手作りで、味噌とかも家で作ってます。絶品。

今私は19歳。就職して1人暮らししています。
おかんのお弁当、なんでなんでもっと欲張って食べなかったんだろう。
人生最大の悔い。
今更だけどおかんのお弁当ってどれだけあったかくておいしかったのか思い知らされました。あの愛情に勝てるものはこの世にないでしょう…
おかんみたいなおかんになることが私の夢です。

だし巻き卵.jpg


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しんのすけがいない夏。 [感動]

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青年は使い古された座布団の上に正座している。
おろしたてのスーツに身を包み、お茶を出すというその家の母親の申し出を丁寧に断り、
夫婦が寝室として使っている部屋の一角に置かれた仏壇をじっと見つめていた。
ひざの上に置いた拳を軽く握り締めると、風間は口を開いた。

「しんのすけ、僕たちはこの春から大学生になるんだ。もう車の免許だって取れちゃうんだぜ」

彼の口調は幼稚園の時とほとんど変わっていない。
ただ少し、お高いプライドを振りかざすようなとげのある喋り方ではなくなった。ホンの少しだけだが。

「ボーちゃんは北海道の大学で農業を勉強するんだ。"これからの時代は農業がくる"んだって。
 ネネちゃんは服飾の専門学校。まさお君は一浪してなんとか国立大学に入るってさ」

仏壇に置いてある写真の中で彼は屈託のない笑顔をしている。
僕達はこれからもずっと一緒にいるんだろうなぁと信じて疑わなかった頃の写真だ、と見る度に風間は思う。

「僕は東京の一流大学さ。……推薦では落ちたけど、まぁ普通に受験しても僕の頭じゃ受かるんだけどね。だからな、東京の大学に行くから、僕引っ越すんだ。東京で一人暮らしだよ。お金はママが仕送りしてくれるからいいんだけど、ここに来られるのは夏休みと冬休み、それと春休みぐらいしかないんだ」


風間は月に一度、必ずここに来ていた。
話す内容は松坂先生はまだ結婚できないとか、まさお君のドジ話などの他愛もない話。
しかし欠かすことなく、月に一度は絶対に仏壇の前で手を合わせ、話をしているのだった。
あの日から、ずっと。

「だから次来る時は七月位になるのかな? 今度来た時、東京で洗練された僕のカッコ良さに腰抜かすなよ?」

わかってはいるが、返事はない。

「じゃあな、しんのすけ。お土産は買ってきてやるから心配するなよ」

風間は立ち上がり、みさえに一礼して家を出た。

今年は春の訪れが遅い。
春一番はとっくに吹いたのだが、それから温かくなることもなく桜はつぼみを半分もつけていない。
風間はママに買ってもらったお気に入りのコートの襟をぐいと引き締め、歩き出した。
生垣の隙間からは去年死んだシロのお墓が寂しく見える。
幼い頃あれだけ広いと思っていた道路だが、車が一台通るだけで路肩に身を寄せなければならないほど実は狭く、三輪車で走っていた頃はよく事故に遭わなかったな、と風間は思う。


帰る途中にある公園はその装いをほとんど変えていない。
数年前に小学生が時計に石を投げて壊してしまい、時計が新しくなったこと以外変わってはいなかった。
公園は変わっていないがそこで遊ぶ子供の姿をあまり見かけなくなった。
季節が季節なのだが、それでも少ない。

ふと前を見ると制服を着た女の子が二人、なにやら怯えているようだった。



「うへへへへ~」

女の子の前に男が立っていた。
雑に禿げた頭に汚れたジャンパー、寒気がするような笑みを浮かべながら女の子達ににじり寄っている。
時折変質者が出没するなんて話を聞いたなぁ、と風間は思った。
男と女の子達の距離は徐々に縮まっている。
悠長にそんなこと思っている場合ではない、風間は男に向かって駆け出した。

「おい! そこの――」
「ゆうちゃーん! あっちゃーん! 待ってぇ~!」

意を決した風間の声よりも大きな声がした。
道の向こうから走ってくる女の子が一人。
くせっ毛の前髪をモフモフ揺らし、オレンジのマフラーをなびかせながら再び友人達の名前を叫んでやってきたのは、ひまわりだった。

「もぉ、トイレ行くから待っててって言ったじゃんか~」
「だってひまわりトイレ終わったらなんか変な歌歌って踊ってたんだもん」
「そうだよ。また長くなりそうだったから先帰っちゃおうと思って……」

友人達の言い訳にひまわりは膨らませた頬を緩めない。
あれはトイレから出てきた時リクエストされたのだ、とひまわり。
もうそんなことにイチイチ応えなくてもいいんだよ~、と友人二人。

盛り上がる女の子達に取り残された風間と、変質者。



「ところでおじさん誰?」

ひまわりにいきなり話を振られ一瞬戸惑った変質者だが、再び気味の悪い笑みを浮かべる。
怖気立つ友人達の前でひまわりは仁王立ちして男を睨んだ。

「まさかおじさん……あっちゃんのお父さん?」
「んなわけないでしょ!」

友人の一人、あっちゃんが叫んだ。
ゆうちゃんは、またいつもの調子か、と溜め息をついている。

「じゃあ血は繋がってないけどパパって呼んでる人?」
「違ーう! 私とこいつは全く関係ないの!」
「んもう照れちゃって~」
「照れてないぃ!」

風間の中で何かがじわりと滲んできた。
あっちゃんという子に共感し、共鳴したせいだった。

「お姉ちゃん達かわいいね~。おじさんと一緒に遊ぼうよ~」
「え~でもアタシこれから帰ってテレビ見ないといけないし~」
「ひまちゃんそんな真面目に答えなくていいの! こいつ最近噂の変質者だよ!」
「うへへへ~」


男は両手を広げて襲い掛かってきた。
泣きそうになってしゃがみこむ友人達を背中にひまわりは何かの構えをとる。
気合を入れて短く叫ぶと、男の動きが一瞬止まった。
ひまわりは流れるような動きで後ろを向くと思いきり男に向かって飛んだ。

「アクションヒップアターークッ!」
「うがっ!」

突き出したお尻が男の腹部に当たり、男は吹っ飛び倒れた。
男の目は一瞬にして恐怖に満ちあふれ、情けない声をあげながら走り去っていった。
それを見てひまわりは右手をななめに上げ左手を腰に置くと、右手の手先を見るように首を回して笑った。

「ワーハッハッハッハッハッハッハッ!」

風間は立ちすくんでいた。
ひまわりの笑い声に幼い男の子の声が重なって聞こえたからだった。

ひまわりは腰を抜かした友人を立たせると髪を撫でながら言った。

「んもう情けないよ、貧乳戦隊の一員なのにさぁ」
「そんなものに入った覚えはないぃ! ……でもありがとう、ひまちゃん」
「いいのいいの」

その後一、二分話した後ひまわりと友人達は別れた。
そして呆然と立っている風間にひまわりは気付いたのだった。




「まさか風間さんに見られてたなんて……」
「いやぁ僕もたまたま見てただけだから……それよりすごかったよ」

公園のベンチに座る風間とひまわり。
すぐ近くにある自動販売機で買ってきたホットココアを二人で飲んでいる。
公園には他に犬の散歩できていたおばさんが一人いるだけだった。

「あれは、テレビの真似しただけですから」
「でも友達を助けるなんてカッコイイじゃないか」
「そんなんでもないです……」

ひまわりは謙遜の色で滲み出る嬉しさを濁そうとしているが、全く効果が見えない。
風間やボーちゃんたちと話す時、ひまわりは態度が縮こまる。

「それより風間さんもあんな所で何を?」
「あぁいや、君の家から帰ってくる途中だったんだ」
「あっ……」
「もう東京に行かなきゃいけないから、その挨拶をさ」

ひまわりは両手で持ったココアを一口飲むと、マフラーに顔を埋めた。
マフラーに埋まりきらなかった目元を見て、おばさんよりしんのすけに似てるな、と風間は思った。




「風間さん達が覚えてるお兄ちゃんの姿って、どんな感じだったんですか?」

マフラーのせいで声が篭ってはいたが、風間にははっきりと聞こえた。
風間はココアを飲んで返答を遅らせると、ひまわりは言った。

「アタシ、お兄ちゃんの記憶がほとんどないんです。ほとんどっていうか、全く……」
「まぁ、君は小さかったからね……」
「でもなんとなく、楽しかったことだけは覚えてるんです。っていうか、楽しかったんだろうなぁとは思うんです」

ひまわりは空を見上げ、薄っすら微笑んだ。
小さな雲が一つだけ浮かぶ空は抜けるような青空だった。

「しんのすけは……君のお兄さんはひまわりちゃんのこと大好きだったと思うよ」
「……ハイ」

もしかしたら今の言葉は酷だったかもしれないと風間は思った。
それでもひまわりの顔から笑みは消えていなかったので、風間は安堵してココアの缶に口をつけた。

十三年前。
この公園の少し先の場所であの事件は起こった。




「かすかべ防衛隊~……ファイヤー!」
「「「「ファイヤー!!!!」」」」

しんのすけを先頭に歩く幼稚園児五人。公園を出て向かうは風間の住むマンション。
梅雨も明けこれから本格的な夏の到来を予感させる、空の高い日曜日。
遠くの陽炎に揺らめく見慣れたお尻。

「あっ、母ちゃん!」

しんのすけが走り出すと後ろの四人も遅れまいと走り出す。
最下位はいつもトロいボーちゃんではなく、おむすびよろしくスッテンコロリンと転んだまさお君だった。
公園でリアル鬼ごっこをしてあれほど走ったのにもかかわらず、しんのすけは息を切らすこともなく
ベビーカーを押すみさえの所までたどり着いた。

「母ちゃん母ちゃん!」
「あらしんちゃん、あっみんなお揃いねぇ」
「オバサンこんにちわ~」
「今日はお暑いですねおばさん」
「こ~ん~に~ち~わ~、おばさ~ん」

着いた順に挨拶をするが、しんのすけはなにやらニヤついている。

「母ちゃん、おばさんおばさん言われまくってるゾ」
「ハァハァ……あっ、コンニ――」
「うるさい~!」

やっとついたまさお君の挨拶はみさえの怒りによってかき消されてしまった。
自分のことを言っていると勘違いしたまさお君は涙ぐんだがみさえはすぐにごめんねと謝り、これだから母ちゃんは~、と
しんのすけが口をはさむとゲンコツが一発しんのすけの頭に降ってきたのだった。



「これからみんなでどこ行くの?」
「今から風間君のお家でビデオ見るんだゾ。この前の豚足のビデオだゾ」
「豚足ぅ?」
「それを言うなら遠足だろ」

風間の訂正に、そうとも言う、としんのすけはいつもの調子で答える。
みさえと風間の苦笑いがシンクロした。

「母ちゃんはどこ行くの?」
「ひまわりと一緒にお買い物に行くの」
「ほぉほぉ。んじゃチョコビ買ってきてね」
「はいはい……あっホラみんな、車来たわよ」
「「「「「は~い」」」」」

遠くからでも聞こえるバイクの爆音に気付き、みさえはしんのすけ達を一列に並ばせた。
片手を挙げてそれに応じる園児達。

「あぅ~ぁ~う~」
「どうしたひまわり?」

手足をバタつかせて喘ぐひまわりの前にしんのすけはまわりこんだ。
白い柔肌に手を伸ばし、しんのすけはひまわりの頬を伸ばしこねる。
えへへ~、としんのすけ。あうぁ~、とひまわり。





「こ~らやめなさいしんのすけ! ひまがかわいそ――」

みさえの言葉が遮られるほどのバイク音が迫ってくる。
風間達の視線はバイクに注がれ、みさえも耳を劈く音に顔をしかめながら振り向く。
フルフェイスのヘルメットをかぶったバイクが轟音とともに近づいてくる。

「おぉ!」

ひまわりで遊んでいたしんのすけも異変に気付いた。
みさえも風間もボーちゃんまで手で耳を塞ぐほどの音にしんのすけも耳を塞ごうと思ったが、
目の前には今にも不安で泣き出しそうなひまわりがいた。

「泣いちゃダメだぞひまわり」

しんのすけの独り言は眼前のひまわりにも聞こえない。
自分の耳に当てようとしていた両手をひまわりの耳に当て、しんのすけは歯を食いしばった。
しんのすけは目を思い切りつぶる。
意味はないがとにかくこの爆音に耐えなければならない。

「う~~~~~」

自分が唸る音も聞こえない。
爆音を轟かせたバイクはもう既に列最後方のまさお君の真横にまで来ていた。
巻き上げられる風が熱い。

そのままバイクは通り過ぎていった。



「もう、全くなんなのよあのバイクぅ!」

ネネちゃんが両手を腰に当てて頬を膨らませた。
黒い排気を上げるバイクは何事もないように小さくなっていく。
耐えることに力みすぎてひまわりの顔を挟みつぶさんとばかりに両手で挟んでいたしんのすけは、
バイクが通り過ぎた後も唸りながらひまわりの耳を押さえている。

「う~~~」

全員の視線が爆音のバイクを追っている。
それこそがバイクの狙いだと気付かずに。

先に通ったバイクと同じ排気量にもかかわらず、それは氷上を滑っているかのような静けさで近づいていた。
あのバイクが獣なら、このバイクは忍者だった。
忍者を操るフルフェイスヘルメットの男の手がハンドルを離れ、外へと伸びていく。
その手はまさお君、ボーちゃん、ネネちゃん、風間君の頭の上を飛び、みさえに向かっていた。
正確にいえば、みさえのハンドバッグに。


黒い皮手袋をした手がみさえのハンドバッグを掴んだ。
刹那、みさえが振り返る。
何が起こっているのかを認識する前に強引にバッグを奪われ、みさえが叫ぶ。

「キャーーーーー!」

みさえの腕をするりと抜けたハンドバッグがベビーカーのハンドルに当たった。
それでも男はハンドバッグを引っ張るようにして腕を引いたので、ベビーカーを思い切り押す形になってしまった。
急発進を強制されたベビーカーの前輪は少し浮き、とんでもないスピードで走り出した。

「おおぉ!!!」
「あ~ぅぅぅ!!!」

しんのすけとひまわりが同時に叫ぶ。
少し遅れてみさえが叫んだ。
しかし、手の届く範囲はとうに超えていた。

「うっほほ~い! 面白~い!」
「あ~ぃ!」

当の本人達はいたって不真面目に面白がっていた。
ベビーカーのスピードは緩まることなく走り続けている。

風間の胸中に、不安を纏った焦燥感が生まれ始めていた。



「待てー! しんちゃーん! ひまー!」

みさえは駆け出していた。
遅れてかすかべ防衛隊のメンバーも走り出す。

「ん~はや~いぃぃ! いくぞひまわりぃ!」
「う~ぉぃ!」

ガラガラと音を立てて爆走するベビーカー。
駆け抜ける風をしんのすけは後頭部に、すり抜けるカゼをひまわりは顔面に受けて走っている。
偶然通りかかった隣のオバサンの横をベビーカーが通り過ぎていく。
オバサンはベビーカー、遠くに見えるみさえ、ベビーカーの順に見直し、叫んだ。
そんなオバサンの珍態をしんのすけが見つける。

「お!?」

次の瞬間、なけなしのバランスが崩れた。
しんのすけとひまわりはベビーカーから放り出されてしまった。



空中で笑うひまわり。
さすがに危ない状況だと判断したしんのすけ。

「ひまわり! あぶない!」

器用に空中で体勢を変え、ひまわりを抱きかかえるしんのすけ。
重力が二人を引っ張る。
地面が二人を乱暴に抱きとめる。

しんのすけが下になり着地した道路の上。
ひまわりはキャッキャキャッキャとはしゃぎ、しんのすけは背中の激痛にもだえている。
みさえは二人の姿が見えるところまで来ていた。

「しんのすけー! ひまわりー! 大丈夫!?」

ひまわりもみさえを見つけ無邪気に手を振っている。
そんなひまわりを恨めしそうに、しかし、安堵を浮かべて見るしんのすけ。

しかし何故だろう。
風間の胸中でうごめく不安が消えないのは……。


半ズボンについた砂を払いながら立ち上がるしんのすけ。
そんなしんのすけやひまわりの姿を見てみさえは自然と笑顔になった。

「おぉ!」

ひまわりが声をあげた。
視線の先にはベビーカーの中で静かにしているようみさえがひまわりに与えた金のネックレスが落ちていた。
頂上を少し過ぎた太陽がそれを照らし、ネックレスとひまわりの心を輝かせる。

「テッテッテッテッテッテッテッテッ!」
「あっ! ひまわりぃ!」

ひまわりは頬を赤らめ高速ハイハイでネックレスの元へ向かった。
も~しょうがないなぁ、としんのすけが両手を腰に当てて溜め息をつき、太い眉毛を八の字に顰める。

最後尾でモタモタ走っているまさお君が、待ってよぉ~みんなぁ~、といいながら懸命に走っている。
しんのすけ達の様子を見て風間はもうさすがに大丈夫だろうと思い、その場に止まってまさお君が来るのを待った。
まだ嫌な予感がするのだって今回はひまわりちゃんがいたからいつもより余計に心配してしまっただけであって
それがまだ尾を引いているだけなんだ、と風間は思った。
まさお君が風間に追いつく。
ありがとう、とまさお君。うん、と風間。

十字路の中心でひまわりを待つ金のネックレス。



「テッテッテッテッテッテッ!」
「ひまわりぃ、そんな所に行っちゃだめだゾ~」

しんのすけは小さな黄色い背中を追いかけた。
黄色い車は彼氏との待ち合わせ時間を追いかけた。

ひまわりはネックレスの元へとつくとそれを手に取り、えへへぇ~へぇ~、とだらしなく笑う。
時間と彼氏との甘い夜しか見えていない女は更にアクセルを踏み込む。
その音がしんのすけの耳に届いた瞬間、しんのすけは視界の端で黄色のバケモノがひまわりを食おうと突進してくるのが見えた。

「ひまわりいいいぃぃぃ!!!」

両手両足に力がこもる。
蹴り出すつま先が怒号を上げる。
運転手の女は悲鳴を上げ、混乱が更にアクセルを踏ませる。
風がしんのすけを援護する。
早く。速く。ひたすら、はやく。
もう一度妹の名前を叫び、全力で駆ける。
ひまわりが笑っている。

しんのすけは、跳んだ。












『父ちゃん! オラ将来アクション仮面みたいな正義のヒーローになるぞ! 悪い奴をバンバンやっつけるんだゾ!』

『じゃあしんのすけ、お前はなんでその悪い奴をやっつけるんだ?』

『そんなの悪い奴だからに決まってるゾ父ちゃん!』

『ハハハたしかにそうだ。でもなしんのすけ、悪い奴には友達も家族もいるかもしれないんだぞ? その悪い奴がやられたらその友達や家族は悲しむんじゃないかな?』

『ん~……でもそいつらも悪い奴等だから……う~ん……』

『いいかしんのすけ。正義のヒーローっていうのは悪い奴をやっつけるから正義のヒーローなんじゃないんだ』

『何言ってるんだ父ちゃん?』

『悪を倒すのがヒーローじゃない。弱いものや守りたいものを守るからヒーローなんだ。わかるか?』

『ん~わかったような……わからないような……』

『わはははは……ま、今のしんのすけにはわからなくても無理ないか』

『オラを子ども扱いするなんてひどいゾ父ちゃん!』

『お前は正真正銘子供だろ~。……とにかく、しんのすけ。正義のヒーローになるなら良い事いっぱいしないとな』

『おぉ! オラ頑張るゾ!』

『しんのすけ、正義のヒーローになれたら普通の人じゃできないことが一つ、できるようになるんだぞ。知ってるか?』


『もしお前が正義のヒーローになれたら、その時はな――』

















『空を、飛べるんだ』
















「ひまわりいいいぃぃぃいぃぃぃ!!!」

全てがゆっくりと。ゆっくりと進む。
みさえも、風間も、ボーちゃんも、ネネちゃんも、まさお君も、誰もまだわかっていない。
しんのすけだけが、ひまわりを。


土の付いた両足で蹴り出された小さな体。
ピンと伸びた両腕はひまわりを求めている。
ひまわりを世界の中心に定めた眼が鋭く光った。
しんのすけの体が地面と平行になる。

しんのすけの両手がひまわりの背中を捕らえた。
黄色の車は既に眼前で二人の姿を飲み込もうとしている。
しんのすけは歯を食いしばって両腕に力を込めた。

――ヒーローの手からひまわりが離れた

突き飛ばされたひまわりは乱暴な前転で頭を地面に打った。
運転手の女は叫びすぎで声にならない声を出しながらハンドルを引っ張っている。
顎を引いて目を力いっぱい瞑っているしんのすけは手の感触で使命を終えたと悟った。

しんのすけは、笑った。

そして、黄色い車は飢えた野獣がエサにかぶりつくがごとくしんのすけに襲いかかったのだった。




大きな音。

電線に止まっていたすずめは反射的に飛び去り、
すぐ近くの民家で飼われている犬は塀で見えないはずの交差点に顔を向ける。
その瞬間、みさえたちはまだ笑顔だった。

ベビーカーから吹っ飛ばされたくらいだから、少し痛がっていてもすぐに治るだろう。
ひまわりは意外とあんな体験が好きだから喜んでいるかもしれない。
早くチョコビ食べないと死んじゃうぅ~、なんて駄々をこねそうなしんのすけにはゲンコツかな?
だから、まだ笑顔だった。


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しんのすけは鉄の塊と衝突した後、コンクリートに叩きつけられボールのように跳ねた。
元気にしんのすけの体を走り回っていた血がその軌跡を印していく。
意思を失ったしんのすけの体は10メートルほど転がり、止まった。

頭を打った後三回転ほどして、ひまわりも止まった。
額から血が出ているが、その痛みよりも今起きたことに驚いてしまい声が出ないでいる。

車はハンドルを右に切り塀と電柱にぶつかりすぐに止まった。
女はその衝撃で出てきたエアバッグで頭を打ち、気絶した。

みさえ達は一度立ち止まった。
そしてすぐさま全力で駆け出す。

「しんのすけえええぇぇぇーーー!!!」




すぐさま救急車で運ばれ病院で手術が始まった。
連絡を受けたひろしが病院の到着した頃、みさえは話ができないほど泣き崩れていた。
ワンワン泣くまさお君にそれを泣きながら支えるネネちゃん。
両手を力いっぱいに組んでしんのすけを無事を祈るボーちゃん。
血が出るほど両手の拳を握り締め、声を殺してなく風間。

幼稚園の先生方や子供たちの両親も駆けつけてきたが、ただオロオロするばかりだった。
泣きじゃくる吉永先生を、あの子ならきっと大丈夫だから、と松坂先生は自身の不安の色も隠さず勇気づける。
手術室の灯火は夜遅くまで点いていた。

夜も遅いと子供達やその家族は帰らせじっと待っていると手術室の灯りが落ちた。
みさえも肩を持ち立ち上がるひろしと幼稚園の先生方。
手術室から医師が出てくると、マスクをはずして、言った。

「……ひとまず、一命はとりとめました」

その一言に更に涙を流すみさえ。
幼稚園の先生方は一瞬歓喜するがすぐさま静かになり、息をのむ。
ひろしが震える声で医師に聞いた。

「し、しんのすけはどうなったのでしょうか?」
「頭部の損傷がやはり一番酷く、頭蓋骨の骨折によりわずかに脳が損傷しています。しかし、後遺症はおそらくないでしょう」
「ホントですか!? ……よかったぁ」
「……しかし、気になることが一つあります」



事故から一週間。
しんのすけは目覚めなかった。

「先生! しんのすけは植物状態から目覚めないですか!?」
「そ、それはわかりません! 明日目覚めるかもしれないし、このままかもしれません」
「どうしてアンタそんなことが平気で言えるんだ! キチンと手術したのか!」
「……あなた……もうやめて」

しんのすけの植物状態は脳の損傷によるものかのかどうかは医師達にもわからなかった。
ただ言えることは、いつか目覚めるであろうということ。
そしてもう一つ。
いつ目覚めるかは、誰にもわからないということだった。

意識のないしんのすけのお見舞いは、毎日違う人達が来た。
人も違うが、人の種類自体も違った。
性別、年齢、職業、人種……たくさんの人がお見舞いに訪れた。
どういう関係なのかはみさえ達さえわからない。
しかし、これだけ様々な人達がくるのに、みんな同じことをいうのだった。

「こいつは絶対、死にはしない」




海に行って海水浴をしよう。
山に行って探検をしよう。
リアルおままごとの長編をやろう。
三輪車でとにかく遠くへ行こう。

夏休み、何をするかみんなで決めた計画だった。
毎日遊んで、とにかく遊んで、遊んで笑って。
案だけはやたらと思いつくくせにどれも実現性のないものばかりなものを言っていたあいつは、そこにはいない。
公園の滑り台で風間達四人は途方にくれていた。

しんのすけのいない夏。
しんのすけ抜きで遊ぶ時とは、全く違う。
空は空しくなるほど高く、太陽は寂しくなるほど暑かった。
忘れて遊ぶことなんてできなかった。
あいつのおふざけがないと全ての遊びが味気なく感じた。

夏はただ過ぎていった。
しんのすけは眠り続けている。
毎日看病に行くみさえは気にしていた三段腹がなくなるほどやつれた。
そんなみさえを心配するひろしも仕事が手につかなくなっていた。
幼稚園も、公園も、かすかべも、どこか穴が開いてしまったように静かだった。

ひまわりだけは、気ままに笑い、怒り、膨れ、また笑っていた。



季節は抜け落ちたように過ぎて秋になっていた。
ひろしは会社で一本の電話を受け取り、我を忘れて叫んだ。

「本当かみさえ! 本当にしんのすけの意識が戻ったんだな!?」

電話の向こうで嗚咽交じりに頷くみさえの声が聞こえる。
ひろしは取るものも取らずして会社を出た。

病室のドアを蹴破る勢いで開ける。
しんのすけのベッドの周りには医師看護婦が数人と、椅子に座りしんのすけを見つめるみさえがいた。
ひまわりはみさえの腕の中で静かに寝息を立てて眠っている。

「ヨッ!」
「……ヨッじゃねえよ……しんのすけええぇぇぇ!」

しんのすけに抱きつく寸前で医師に止められ、それでも泣き叫び鼻水を垂らすひろし。
事故があったことを感じさせないほどしんのすけはいつも通りだった。



「やはりまだ体は動かせませんね。まぁ意識が戻っただけでも奇跡的なことですし、気長に治療していきましょう」
「ハイ! ありがとうごじゃいます!」

ひろしは泣きながら医師達に頭を下げると、医師達は微笑んで病室を後にした。
個室には野原家だけとなった。

鼻をぐずらせながら微笑みしんのすけを見つめるみさえに、気持ち悪いゾ、としんのすけ。
もぅう~る~さ~い~、とみさえ。その顔に怒りは微塵も感じられない。

「父ちゃん、さっきの看護婦さんピッチピチのかわいこちゃんだったゾ」
「うんうん」

ひろしも涙を流しながら頷くだけでしんのすけはまた、気持ち悪いゾ、と言った。
ちょっとだけ噴き出すように笑った後、心配かけさせやがってぇ、とひろし。
久方ぶりの団欒。



しばらくして幼稚園のみんながやってきた。
園長はひろしと抱き合い、松坂先生は口では強がりながらも涙を流していた。

「しんちゃんよかった~!」
「し~ん~ちゃん、こ~れ、みんなで~、作っ、た」

ボーちゃんが窓際に飾られた千羽鶴を指差した。
おおぅありがとみんな~、といたって軽く、いつも通りに、感謝するしんのすけ。
まさお君は泣きすぎて何を言っているのかわからない。
そんな中、風間の表情だけが曇ってた。

「風間くん! ヨッ!」
「……ヨッじゃないだろ、しんのすけ……みんながど、どれだけ心配したかわかってるのか!」

目に涙をいっぱい溜めて、風間は叫んだ。
病室にいる全員の視線が風間に集まる。
皆一様に目を細め、それぞれの思いを噛み締める。
そんな中でもしんのすけは表情一つ変えず飄々と言った。

「オラわかんないぞ」
「お前――」
「でも――」

風間としんのすけの声がかぶった。
互いに黙り、風間が譲る。
どぞどぞお先に、としんのすけ。いいから言えよ、と風間。

「……でも、感謝はしてるゾ」




そこにいるみんなが顔を見合わせ、そして、微笑んだ。
一瞬にして和やかな雰囲気に変わった病室。

「しんちゃん、何が食べたい?」
「お?」
「何でも好きなもの食べさせてあげるわよ」
「……母ちゃんなんか怖いゾ」
「こ~らふざけるんじゃないの。で、何が食べたいの?」
「う~ん……」

しんのすけはわずかに体をモゾモゾと動かし考え始めた。
みんながその答えを待っているとひまわりが目を覚ました。
くわぁぁえぅぅぅ、と伸びながらあくびをしたひまわりを見てしんのすけが口を開いた。

「決まったゾ」
「な~に?」
「オラ、家族みんなでごはんが食べたいゾ」

みさえを含めたそこにいる全員が呆気にとられた。
いつでもしんのすけが食べられるように病室の棚の中に入れておいた特大チョコビを取り出そうとしていたひろしは
唇を噛み締め涙をこらえた後、そっと特大チョコを棚の中に戻した。

「あーチョコビ! しかもめったに買ってくれない特大チョコビィ! やっぱりオラチョコビ食べたいチョコビ食べたい……」

んもぅ、と微笑んだみさえ。
そのみさえの腕の中でしんのすけに同調するようにひまわりは喘いだ。



「ほらぁ、早く渡しなさいよ」
「ええ」

遠目で見ていた吉永先生をせっつく松永先生。
吉永先生は後ろ手に持った丸めた紙をしんのすけの前に出した。

「しんちゃん、これ、自分で渡すんでしょ?」
「なにこれぇ?」
「この前みんなで書いたでしょ。家族へのお手紙」
「ほぉほぉ。そういえばそんなものもありましたな~」

そう言ってしんのすけは受け取ろうとするが、いかんせん体が動かない。
ふるふる震えるだけのしんのすけを見て吉永先生はしんのすけの体の上に手紙を置いた。
おぉ、と言った後、ハイひまわり、と首だけ動かしてしんのすけは言った。

「ひまわりにお手紙書いたの?」
「そうだゾ」

みさえは手紙を手に取った。
ひまちゃんお兄ちゃんからお手紙ですよ~、とみさえが言うとしんのすけは顔を赤くして焦りながら言った。

「あっ! 今見ちゃダメえぇん! はずかし~いぃん!」
「……んふふ、はいはいわかりました」

みさえは丸めたまましんのすけの手紙をバッグにしまった。
その後いつもの調子でしんのすけを中心に談笑した。




日も暮れた頃、病室は再び野原家だけとなった。

頬はこけたままだが生気を取り戻したみさえ。
スーツの袖が涙と鼻水でカピカピになってしまったひろし。
ひまわりはいつの間にか眠っていた。

「母ちゃん……オラももう眠たいぞ」
「しんちゃんはたくさん寝て、早く治らないとねぇ」
「早く治るにはやっぱりチョコビが一番――」
「いいから今は寝るの。退院してからいくらでも食べさせてあげるからね」
「ホントに? うっほほ~い」

声は元気だが瞼には既に睡魔が座っている。
みさえとひろしがしんのすけの顔を覗きこむようにして見ると、しんのすけは二人の顔を交互に見てパチパチさせゆっくりと目を閉じた。
二人は顔を見合わせ微笑み、立ち上がった。
帰ろうと振り返ると、しんのすけはか細い声で言った。

「……父ちゃん……母ちゃん…………オラァ……」

その後は寝息が続いた。
二人はまた微笑み、病室を後にした。




その数時間後。
野原家の電話が鳴った。

しんのすけが息を引き取った、と。




「その手紙の話は初めて聞いたなぁ」

風間は空となったココアの缶を両手で包むようにして掴みながら言った。
アタシも母から聞きました、とひまわり。
夏の日は長いというのにもう街は暮れなずんでいる。

「その手紙、ひまわりちゃんは読んだの?」
「……はい」

風間は突然立ち上がった。
不安げに見つめるひまわりを気にすることなく、公園のゴミ箱に空き缶を投げる。
空き缶は入らなかった。
風間は鼻で笑うとゆっくりと空き缶の元へ歩いていき、拾い上げてそっとゴミ箱に捨てた。
両手をポケットに突っ込むと風間はひまわりの所へ戻った。

「僕はもう帰るよ。今日はありがとね」
「……あ、あの……手紙の中身、聞かないんですか?」

なんというかこういう所がしんのすけらしいのか、などと風間は思った。

「いいよ。その手紙、ひまわりちゃん宛てなんだろう?」
「えっ、あ……」
「なら僕が知る権利はないよ」

風間は公園の出口へ向かって歩き出した。




ひまわりは急いで空き缶を捨てた後、風間のあとを追った。
公園を出たところで再び対峙する。

「今日はありがとうございました」
「いやいや、それはこっちの台詞だよ。今日は本当にありがとね、ひまわりちゃん」

ひまわりは深々と頭を下げると、風間は軽く礼をした。
それじゃ失礼します、とひまわりは振り返り、駆け出した。

「ひまわりちゃん!」

風間は上体を少し反らしながら叫んだ。
ひまわりは急停止すると再び風間の方を向く。
風間は少し離れてしまったひまわりのためにポケットから手を出して、即席のメガホンを作った。

「ひまわりちゃん! 君はしんのすけに似てるよ!」

ハッとした表情のひまわりに少し笑って、風間は続けた。

「いつだって大切なものは何かをわかってるところなんか、そっくりさ!!」



ひまわりは走って家に帰った。
シロの墓に簡単に手を合わせて、家に入る。

「おかえり~」
「ただいまでしょ。夕飯できてるから早く準備しなさいよ~」
「はーい」

ひまわりはそう言ってカバンを玄関に放ると二階へ駆け上がった。
コラー手洗いうがいしなさい、というみさえの声は聞こえているが、それでも階段を上った。
小学四年生になった時にもらった自分の部屋に入ると、脇目もふらず机の引き出しを開けた。
透明なビニールで包装されたそれを取り出し、引き出しを閉める。
部屋の中心でそれを掲げてひまわりはポツリと言った。

「お兄ちゃん」

写真で見たしんのすけの姿をそれに重ね合わせると、それの輪郭が少しぼやけた。
帰り際に風間に言われたことを思い出し、鼻をすすった。

「アタシとおにいちゃん、似てるんだってさ。風間さんが言ってたよ」

ひまわりはそれに書かれた汚い字を眺めて、笑った。
ビニールに入ったしんのすけからの手紙を抱きしめて、涙がこぼれた。







のはらひまわりえ


ひまわりはオラのいもおとだゾ
たまにちょっとしつこいこともあるけどひまわりはオラのいもおとだゾ

ひまわりはかあちゃんみたいにさんだんばらになったりこじわをかくすためにあつげしょうしたり
おけつはでかいのにおむねはちっちゃいなんてことになっちゃダメだゾ
でもかあちゃんみたいにオラたちのためをおもってちゃんとおこったりいっしょにおふざけしたり
なんだかんだいってもとおちゃんのことをすきでいなくちゃダメだゾ

ひまわりはとおちゃんみたいにあしがすごくくさくなったりおひげがはえたり
いえでごろごろしてなにもしなくなっちゃダメだゾ
でもとおちゃんみたいにかぞくをなにがなんでもまもったりかあちゃんにないしょでおかしかってくれたり
なんだかんだいってもかあちゃんのことすきでいなくちゃダメだゾ

ひまわりはシロみたいにしろくでふわふわしてなくちゃダメだゾ
ひまわりはオラみたいにかっこよくてかわいくててんさいでなくちゃダメだゾ
ひまわりはオラみたいにいつもわらってなくちゃダメだゾ
ひまわりはおはなのひまわりみたいにいつもおげんきでいなくちゃダメだゾ
いつもワーッハッハッハッハッハッハッハッってわらってなくちゃダメだゾ

でもひまわりはやっぱりひまわりのままでいいんだゾ



                                      のはらしんのすけ




 ~完~


しんちゃん.jpg



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母ちゃんって呼んでやりんさいな。 [感動]





母というものを知らずに育っていた。

でも、祖父母も父も俺を愛情を持って育ててくれていたし、

祖母は事あるたびに母の悪口を言っていたから、会いたいと思ったこともなく、

むしろ憎んでいたかもしれない。


中学2年の夏休みの頃だったか、予定より早く部活を終え、帰宅すると、

家の前に見知らぬ女性がいた。


にっこり笑いかけ○○君でしょ?って声をかけて来た。

頷くと、祖母を訪ねて来たが留守のようなので困っていたとのこと。

待っていうちにお腹がすいて来たので、おごるから一緒に近くで食事をしないかと言われた。

自分も空腹だったので、不審に思いながらも付き合うことにした。


ファミレスで彼女は食事をしながら俺にわからないように何度も涙をぬぐっていた。

俺もいくらなんでも彼女が何者なのかを察していたが、知らないふりを通していた。






「おばさんのお父さんがね、昔、事業に失敗して大きな借金を作っちゃったの、

おばさん、保証人になっていたから借金取りが私のところにも来ちゃって大変だったのよ。

その時○○君のご家族にもご迷惑かけちゃって・・・」

と離婚の原因になったようなことも話していた。


その女性はそれ以降も何度か俺の前に現れては食事に誘ったりお小遣いをくれたが、

どこかのオバサンという認識でしか考えないようにしていた。


でも、そのうち、彼女がやってくるのを心待ちにしていることに気が付いた。
(決してお小遣いをくれたり食事を食べさせてくれるから、というのじゃなく)

祖父母や父は絶対そんなことがあったことを知らないと思っていた。


高校受験が間近に迫っていた頃、祖母がポツリと独り言のように言った。

「そろそろ、母ちゃんって呼んでやりんさいな。あんたももうわかっとるんやろ?」

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さかなクンの話。 [感動]





いじめられている君へ
広い海へ出てみよう


中一のとき、吹奏楽部で一緒だった友人に、
だれも口をきかなくなったときがありました。

いばっていた先輩が3年になったとたん、
無視されてたこともありました。
突然のことで、わけわかりませんでした。

でも、さかなの世界と似ていました。

たとえばメジナは海の中で
仲良く群れて泳いでいます。

せまい水槽に一緒に入れたら、
1匹を仲間はずれにして攻撃し始めたのです。

けがしてかわいそうで、
そのさかなを別の水槽に入れました。

すると、残ったメジナは
別の1匹をいじめ始めました。
助け出しても、
また次のいじめられっ子が出てきます。

いじめっ子を水槽から出しても
新たないじめっ子があらわれます。






広い海の中ならこんなことはないのに、
小さな世界に閉じこめると、
なぜかいじめが始まるのです。

同じ場所にすみ、
同じエサを食べる、
同じ種類同士です。

中学時代のいじめも、
小さな部活動でおきました。

ぼくは、いじめる子たちに「なんで?」
ときけませんでした。

でも、仲間はずれにされた子と、
よくさかなつりに行きました。

学校から離れて、
海岸で一緒に糸をたれているだけで、
その子はほっとした
表情になっていました。

話を聞いてあげたり、
励ましたりできなかったけど、
誰かが隣にいるだけで
安心できたのかもしれません。

ぼくは、変わりものですが、
大自然のなか、
さかなに夢中になっていたら
いやなことも忘れます。

大切な友達ができる時期、
小さなカゴの中で
だれかをいじめたり、
悩んだりしても
楽しい思い出は残りません。

外には楽しいことが
たくさんあるのに
もったいないですよ。

広い空の下、
広い海へ出てみましょう。

さかなクン.jpg






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母との思い出。
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神様、助けてください。
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★人気★学校に行きたいな。
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★人気★母の唯一のワガママ。
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★人気★母さんのサンドイッチ。
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★人気★アルコールのニオイがする彼女の日記。
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母の勲章。
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ポチ、ありがとう。
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父と娘。
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またどこかで会おうね。
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笑顔をたやさない。
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★人気★息子の命とサイン帳。
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伝えたい言葉。
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ナイツのコンビ愛。
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子犬の物語。
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家族写真。
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ひまわりの結婚
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風間くんの甘酸っぱい子守。
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シロが帰ってきた?
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★人気★しんちゃんとみさえのウルッとくる話。
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★人気★しんちゃんと風間くんの友情。
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しんちゃんが大人になったときの話。
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しんちゃん、東京に行く。
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ひまわりと風間くんの恋の行方。
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★人気★野原家に赤ちゃんができた。
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ドラえもん「ジャイアンという友達」
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ドラえもん「スネ夫の思い」
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ドラえもん「のび太と出木杉くんの関係」
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ドラえもん「のび太の恋の行方は?」
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ドラえもん「のび太、靴屋の店長になる」
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ドラえもん「ジャイアンの夢」
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伝えたかった気持ち。 [感動]




俺の彼女はよく風邪をひく。

付き合って3年、
風邪をこじらせて入院する事今までで4回。


退院すると、

「心配かけてごめーん」

なんて、へらへら笑って。


だから、今回だってそうやって
帰ってくると思ってた。



「今日も忙しい?」


仕事の片付かない夜9時を回ったオフィスで、
入院中の彼女からメールが来た。


忙しいなんてもんじゃない。

明後日、
凄く大きな商談があるんだ。


昼間は営業に回って、
夜プレゼンの資料を
作らないととてもじゃないが
間に合わない。


彼女が入院して一週間、
仕事に追われてて見舞にも行けてない。


申し訳ないとは思いながら、
とにかく目の前の仕事を
なんとかやり遂げたかった。



明後日無事にプレゼンが終わったら、
顔でも見に行ってやろうかな。



花買っても、お菓子じゃないの~とか、
子供みたいな事言うんだよな。


病人なんだから、
菓子ばっかり食うなってのに。


仕事しながらも、
彼女に会えるのが楽しみだった。

だから、仕事も頑張れた。



ようやく家に帰れると思った深夜11時、
彼女から電話が来た。

正確には彼女じゃない、
彼女のお母さんだった。



風邪から肺炎を起こして、
こじらせて呼吸障害を起こして亡くなったと。






何を言われているのか、わからなかった。



とにかく、タクシー捕まえて病院に行った。


病院までの時間が、
いやに長く感じた。




俺が見た彼女は白い服を着て、
手を握り合わせて、
じっと目を閉じていた。



肺炎で呼吸障害なんて嘘のようだ。

こんなに顔、綺麗なのに。



彼女の眠るベッドサイドに、
俺とお揃いの携帯電話。


普段から携帯見せ合っていたせいか、
無意識に彼女の携帯を開いてた。




送信メールは俺宛てのメールでいっぱいだった。



でも受信メールは、お母さんからのメールがほとんど。



俺、忙しさを理由に
メール返していなかったんだ。




ふと、

下書き保存されたメールが
16通もある事に気付いた。





「心配かけたくなかったけど、本当はね、肺癌なんだって」

「会いたいよ~(>_<)」

「お見舞来てよ~(笑)」




全部、俺宛てだった。





保存された1番最近のメールは、

彼女が息を引き取るほんの1時間前のメール。




「ねぇ、どうしても今日会えないかな?」




いつもみたいに、
へらへらしながら帰って来るんだ
って思ってた。



こんなに送れないメールを書いてたなんて・・・



知らなかった。




忙しい合間を縫って、
病院に来ていれば良かった。


もっと、色々してやればよかった。



もう呼んでも返事はない。


俺の泣き声も、届かない。

男女.jpg







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タグ:病気 感動

父親の思い。 [感動]

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この前妻に先立たれたんですよ、
この前と言っても随分前だけどね。
で、生まれて初めて一人で乳児を育て始めたわけですわ。
正直最初は乳児を育てるのって簡単だと思ってたのよ。
みんな普通に育児してるからさ。

あのね、俺が間違ってた。
あれは男一人でやるもんじゃない。
女性だね、お母さんが愛情込めてやるものだよ。
最初に寝かせつける時さ、

めちゃめちゃびびってお腹そろ~って
さすって頭そろ~っと撫でたのよ。
10秒くらいかけてさ。
で、なんか怖くなって手を止めちゃったのさ。


そしたら娘がさ

「もっと撫でて!」

って感じでぐずるの。

同じ過ちは2度繰り返さないのが俺よ。

だからお腹トントンしたのさ。
えぇ、そりゃもうトントンしましたとも。全てを忘れてトントンしたよ。
ちょっと強すぎるんじゃないか、
とか実はそろそろミルクやる時間だとか
オムツも確かめないといけない事とか色々忘れてね。

だって娘が撫でろって言ったからね。

そしたらエライ事になった。
もうすごい号泣。すごい喧しさ。
耳元でシンバル鳴らされたくらい。
空港の隣に住んでる人でもきっと驚く。

それで横見たら娘がすごい勢いで俺の事見てんの。
ホントごめんなさい。

正直「男なら女房の忘れ形見くらい一人で育てるぜ!」
なんて見栄張らないで素直に娘と一緒に
妻の後を追えばよかったと思ったよ。

心の底から一人で育てると決めた事を後悔して
今後の事を不安に思ったね。

でも会社行って同僚に
「赤ん坊の世話なんて簡単だな!
専業主婦なんてただの暇人だよ。」
とか言っちゃってんの。

ホント俺ってダメ人間。
誰か助けて下さい。



この前娘が大学受けたんですよ、初めてね。

で、生まれて初めて娘の合格発表を迎えたわけですわ。
正直最初は合格発表見に行った娘の
電話待つのなんて簡単だと思ってたのよ。

みんな普通に待ってるからさ。

あのね、俺が間違ってた。あれは普通の親が待つもんじゃない。
裏口入学者の親だね、合格確実な親だけが
安心して待てるものだよ。


最初に受話器上げる時さ、
めちゃめちゃびびって受話器そろ~って
握ってそのままそろ~っと耳に当てたのよ。
10秒くらいかけてさ。でなんか怖くなって
戻そうとしちゃったのさ。

そしたら電話の向こうで娘がさ
「ちょっとお父さん聞いて!」とか言ってんの。

同じ過ちは2度繰り返さないのが俺よ。
だから「どうだった?」って聞いたのさ。
えぇ、そりゃもう聞きましたとも。全てを忘れて聞いたよ。


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高1の時から決めてた第一志望だとか
強気な娘は滑り止め受けてないとか…
受かってたら彼女は一人暮らしを
始めると決まってる事とか色々忘れてね。

だって娘が聞けって言ったからね。
そしたらエライ事になった。

もうすごい合格。すごい「サクラサク」。
満開過ぎて涙出てくるくらい。
遠山の金さんなら肌色が見えなくなってる。


それで横見たら鏡の中の俺がすごい勢いで
涙こらえてんの。ホントごめんなさい。


正直「いい父親なら娘との距離は適度にとるべきだぜ!」
なんて見栄張らないで素直にもっともっといろんな話をしときゃよかったと思ったよ。


心の底から娘との会話が減っていた日頃の自分を恨んだね。

でも妻の実家言って義理の両親に、
「これで一段落ですよ!これからは少しは一人の
人生楽しもうかな。」とか言っちゃってんの。
ホント俺ってダメ人間。
娘よ、たまには帰ってきて下さい。


この前娘の結婚式に出たんですよ、初めてね。
で、生まれて初めて娘と腕を組んで
バージンロードを歩いたわけですわ。

正直最初はバージンロード歩くのなんて簡単だと思ってたのよ。
みんな普通に歩いてるからさ。

あのね、俺が間違ってた。あれは父親が歩くとこじゃない。
新郎だね、どうせ連れてっちゃうなら最初から
新郎が腕組んで歩けばいいんだよ。

最初に歩き始める時さ、めちゃめちゃびびって
右足そろ~って踏み出して左足そろ~っと揃えたのよ。
10秒くらいかけてさ。でなんか不安になって娘の方見たのさ。

そしたら娘がさ
「お父さんしっかりして!ロボットみたいだよ」とか言うの。

同じ過ちは2度繰り返さないのが俺よ。
だから堂々と歩いたのさ。えぇ、そりゃもう歩きましたとも。
全てを忘れて歩いたよ。

娘のドレス姿が眩しすぎるとか
今からでも回り右してやりたいとか
時折励ますように娘が組んでる手に力を
入れてくるとか色々忘れてね。
だって娘がしっかりしろって言ったからね。

そんで新郎のとこに辿り着いたらエライ事になった。

もうすごいキス。すごい突然頬にキス。
しかも「私からの最後っ屁じゃ!」って囁きながら。
何だよ、それ。俺を泣かせたいのか、
笑わせたいのか、泣いてやるよ。


それで横見たら新郎がすごい神妙な顔で
俺の事見てんの。ホント幸せにしないとぶっ殺す。

正直「男なら余裕持って娘を送り出すぜ!」
なんて見栄張らないで
素直に新郎を10発くらいぶん殴りゃよかったと思ったよ。

心の底から笑顔で送り出した事を後悔したね。

でも式場出て娘に「お前の世話も大変だったよ!
これからしばらくはお母さんとの思い出に浸るぜ。」
とか言っちゃってんの。

「お母さん」でいてくれた時間が短すぎて名前で

呼んだ事の方が多かったな、翠。

僕はいつも君と一緒にあの子を育ててきたつもりだ。


もう何年かしたら胸を張って君に会いに行きます。
誉めて下さい。

結婚.jpg


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約束の指輪。 [感動]

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俺今年で25になるんだけど高校生の頃の話しちょっと長くなる

小さい頃から幼なじみの女がいるんだがそいつとは本当に仲がよかった
小学生の頃、親父の左手の薬指につけてた指輪が気になって、
親父に「なんでずっとつけてるの?」って聞いたんだ
そしたら「これはな、母ちゃんとの約束の指輪だよ」
「これをつけてれば離れてても一緒なんだよ」
って笑顔で言ったんだよ。

それで俺はその幼なじみと結婚したかったから
ずっと豚の貯金箱に貯めてた小遣いを(1000¥くらい)もって商店街の
アクセサリーショップみたいなところに行って
「一番いい指輪ください!」って店員に言ったのよ
そしたら店員のお姉さんが「お母さんにあげるの?」って聞かれたから
「お嫁さんの!」って言ったらお姉さんが「じゃあちょっと待っててね」
って指輪探し始めた。


で、お姉さんが綺麗にラッピングしてくれた指輪持ってきて
俺はありったけの小銭をお姉さんに渡した。
お姉さんは笑って「頑張って」って俺を見送ってくれた。
俺はその幼なじみに親父から聞いたことをそのまま言いながら
幼なじみに指輪を渡した。

幼なじみはびっくりしたような顔しながら頬にチューしてくれたんだよ。

それから時がたって幼なじみは小学校卒業と同時に親の都合で転校。
俺は地元の中学に行ったんだが
別れが寂しくてさよならって言えなかったのがずっと引っ掛かってた。

それから更に時が進んで、高校に入学。
高校には可愛い子がいっぱいいて
好きな子もできた。もう高校が楽しくて幼なじみのことはわすれてた。

でも高校2年の春休みに幼なじみの母ちゃんから電話が来て、
今幼なじみが入院してるって言うのよ。俺はなんか今更ながら心配で見舞いに行った。


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見舞いに行くと、個室のベットで幼なじみが寝てる。
病院の配慮で窓から桜が見える部屋だった。
ベットで寝てる幼なじみはものすごく綺麗でなんかドキドキした。

で、なんの病気かわからなかったけど左手を握った。
そしたら薬指に違和感感じて
見たら俺があげた指輪がついてた。
なんでかわからないけど涙が止まらなかった。
幼なじみは起きて、俺の泣き顔を笑顔で見てた。
極めつけは笑顔で
「指輪つけてたからずっと一緒だったよ?」
って言うのよ

もう涙が止まらなくて、ずっと病室で頭撫でてもらいながら泣いた。

幼なじみの母ちゃんが言うにはずっと指輪はずさずにつけてたらしい。
バカだよなぁ、血止まっちゃうよ


だから今度新しい婚約指輪買いに行ってくる
大切にしててくれてありがとう。

指輪2.jpg


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タグ:指輪 感動

パパ、ありがとう。 [感動]

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私はつい先日に同い年(21歳)の彼と結婚しました。
12月には長男が産まれます。
まず私の大好きなパパの紹介をさせて下さい。

私のパパは同い年のママと19歳の時に結婚して、
その年の冬に私を産みました。

いわゆる出来ちゃった結婚ですね(笑)

パパは高校へは行かずに、16歳の頃からバイクのレーサーを目指していたみたいですが、怪我でプロの夢は諦めたみたいです。

そんなバイクが大好きなパパが選んだ仕事がバイクで書類を配送する仕事でした。(当時はテレビ局のプレス(?)と私には言っていました。)

ママと結婚する時に、両方の両親からは大反対されたみたいです。

普通に考えて、家族を支える仕事としては、事故とか心配になりますよね。

でもパパはママの両親に「自分は命を懸けて仕事をして、命を懸けて家族を守るんです!それが自分なんです!」
と言って反対を押し切ってママと結婚したそうです。

でもそんな言葉が無残にも現実になってしまったんです。

パパは休みの日は絶対に私と遊んでくれました。

ご飯も一緒に家族全員で食べていました。

私のワガママも全部聞いてくれて、私が自転車の練習を始めた頃(4歳)には朝から夕方までずっと公園で一緒に練習してくれました。

雨でも晴れでも雷が鳴っても、絶対に保育園に迎えに来てくれました。

亡くなる前は、パパと毎日お風呂に入って、パパの細い腕枕で寝ていました。



忘れもしません。私が5歳、弟が3歳のパパが24歳の誕生日でした。

久しぶりに行ったツーリングの途中で
ガードレールにぶつかって、亡くなりました。

体を強く打って、即死だったみたいです。

病院に行った時に見た、白い布(?)を取ったパパの顔は、綺麗で、不思議な事に笑っていました。

幼かった私は「死ぬ」という意味が理解出来ずに、ただずっと泣いているママと、パパとママの親族、白い布で顔を隠した、暗い部屋に寝ているパパを弟と不思議そうに見ていた記憶を鮮明に覚えています。

でも亡くなってからお葬式が終わるまでは不思議と泣いた記憶がないんです。

パパにもう会えなくなるのは祖父母から聞いて多少理解していましたが、実感がなかった気がします。

お葬式が終わって、普通の生活に戻り、毎日迎えに来るパパが保育園に来ないで、迎えに来たママと弟に「なんで今日はパパは来ないの?」と聞いた時に

「パパはお空に行ったんだよ。これからはママと春樹と3人で一緒に暮らすんだよ。パパはもういないんだよ。」
と目を真っ赤にしたママに言われて

「やぁだ~。今日も明日もパパとバイクで帰ってパパと一緒にお風呂に入るの~!!パパとまた会えるの~!!」

と言ってその日はずっとパパの写真を握り締めて泣きながら寝ました。

私はその後の16年間、ずっとパパは事故で死んだんだと思っていました。



結婚式前日。

私は、式中に見えたら泣いてしまうので、「パパの遺影は最後の手紙まで、パパの席に置いておいてね!パパも私が笑ってる顔が1番好きだったから!」とママに伝えました。


ママは「OK。明日は頑張ってね!パパも天国から見てくれてるよ!泣くなよ!Fight夏海!」とすぐにメールを返信してきました。

この時点で私は泣きそうでしたが、翌日の式に読む、両親への感謝の手紙を書きました。

ママに読む文章は、凄い長く書きました。でもそれ以上にパパに読む文はママの倍以上書きました。

そして翌日、ついに式が始まります。お互いの友達や親戚、旦那の職場の人達、こじんまりした、手作りの結婚式でしたが本当に温かい結婚式が進んでいきました。

そしてついにフィナーレの両親への手紙を読む時がきました。

司会も私の友達にお願いしていて、「さあ、ここで新婦から両親への手紙です。ご両家のお父様、お母様、新婦様の前へお願いします。笑顔で感謝の気持ちを伝えましょう!」

旦那の義父母に挨拶をして、ママへの手紙を読みます。

本当に号泣でした。

ママへの文章が終わり、パパへの文章の手紙を手に取ります。

「パパへ・・・、パパは・・・パパは私に凄い優しくて・・・」

言葉が詰まりました。あんなにたくさんたくさん書いたのに・・・。

ママの手にはパパの遺影。

ママの大粒の涙がパパの遺影に落ちて、まるで遺影のパパが泣いているみたいでした。

「パパ・・・、パパ・・・、・・・・・」

ふと司会の友達を見ると、「何分でも何時間でも時間をかけていい!天国の大好きなパパに気持ちを伝えろ!頑張れ!」とカンペが出ていました。

振り絞って声を出しました。




「パパ・・・、ずっとずっと大好きです・・・。パパ・・・」

もう何も言えませんでした。伝えたい事はたくさんあるのに・・。

そんな時です!



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「なっちゃん!なっちゃ~ん!」



「えっ?パパの声???」

幻聴かと思いました。

司会の友達が、「さぁ~ここで、サプライズです!新婦のお父様から天国よりお祝いのメッセージが届いて・・・届いており・・・ますので・・・み、皆様も正面の大型ビジョンを、ご、ご覧下さい・・・。」

司会の友達も泣いていました。

私は訳もわからず大型ビジョンに目を向けると、そこには大好きだった亡くなる前のパパの姿が映っていました。

気付くとママが横にいて、ギュッと手を握り、「目そらしちゃダメだよ!」



なぜか、パパは病院のベットで当時お気に入りだった、アディダスのジャージ姿で映っていました。


「ママ?話してい~い?」

「もう始まってるんだけど(笑)早く言いなよ!」


懐かしい・・・。パパの声だ・・・。


「えぇ~、なっちゃん!結婚おめでとう!」

私はこの時、まったく意味がわかりませんでした。

「えぇ~、なっちゃん!結婚おめでとう!大人になったなっちゃんはママに似て美人になってるかな?」

この時私は横にいたママに「なんで?なんで?」と何回も聞きましたが、号泣してるママに頭をビジョンにグッと向けられて、「黙って見る!」と怒られました。

「なっちゃん、パパは今、病気と闘ってます。なっちゃんはまだ小さいからわからないかもしれないけど、パパの病気はとっても大変な病気みたいです。なっちゃんが大きくなるまで一緒にいれないかもしれません。ふぅ~・・・。パパは、なっちゃんが大好きです!本当に大好きで大好きで、すっごい大事なパパの宝物です。なっちゃん・・・たくさんワガママ言うけど、パパ、なっちゃんの事大好きだからなんでもワガママ聞いてあげたい!でもね、でもね・・・次になっちゃんがお願いするワガママはパパ、聞いてあげれないかもしれない・・・。グスッ・・・・。ママ~!泣くなよ!笑顔で撮るって約束したじゃん!ほらっ笑って!映しちゃうぞ~!」

「やめてよ~・・・グスッ・・。」


ママも若い・・・。懐かしい・・・・。

「なっちゃん!パパは病気で、あと、どんくらいかなぁ~?、なんて言えばなっちゃんには伝わるかな~?・・・あと、なっちゃんが30回パパと一緒に寝るぐらいしか出来ないんだって!でも、お薬飲めばもっともっとなっちゃんと春樹と一緒にお話たくさんできるみたいだけど、会えるのはお家じゃなくて病院みたい。そんなのパパは嫌だから、お薬飲まないでなっちゃんと春樹とママとお家にいる!なっちゃんは毎日ワガママ言うけど、パパも最後になっちゃんにワガママ言わせて!」


一回映像が止まりました。

ママが司会の友達からマイクを受け取り、話し始めました。

「本日はこのようなサプライズ企画をしていただきまして、ありがとうございました。私の旦那、新婦の父親は事故で亡くなりましたが、実はそれ以前に末期ガンだったのです。亡くなる前に「大好きな夏海と春樹の為に結婚式のスピーチビデオを撮らせろ!」と希望を受けまして残しておりました。そして大好きなバイクに、亡くなる前にもう一度乗りたいとの希望で、お友達様方と一緒に出掛けた際に発作が起き、事故を起こしまして亡くなりました。お祝いの席でこのような暗いお話はとお伝えましたが、新郎の彰君からの提案でこのような場を設けさしていただきました。本当にありがとうございます。申し訳ありませんが、もうしばらくVTRがございますので、お付き合い下さいませ。」


知らなかった・・・。日帰りの検査入院した時に撮っていたそうです。

だってパパが保育園に迎えに来なかった日は亡くなるまで一日もなかったし。

胸が締め付けられました・・・。


VTRは再度、スタートしました。


「なっちゃん、パパはずっとなっちゃんが大好きだよ!なっちゃんとお酒一緒に飲みたかったなぁ~。なっちゃんの子供抱っこしたかった!なっちゃんと春樹の成長ずっとずっと見たかった!でもごめん・・・。それはできないや・・・。でもね、なっちゃん、これだけはパパと最後の約束!・・・グスッ・・・グスッ・・・。」


パパが泣いてる顔、初めて見た・・・。


「・・・パパがいなくてもママの言う事を聞く事!春樹と一緒にママのお手伝いをする事!パパとママをずっとずっとずっとずっと・・・・・・・、大好きでいてね!パパが・・・・・死んでも、わ、わ、忘れないでね!グスッッ・・・、大好きなママのお腹に宿ってくれて本当にありがとう!産まれてくれてありがとう。短かったけど、たくさんチュウしてくれてありがとう、お風呂入ってくれてありがとう!なっちゃんは選んだ人とずっと一緒に幸せに暮らすんだよ!本当に今日は結婚おめでとう!なっちゃん、大好きだよ!ご、ご、ご、ごめん・・・ね。」


VTRが終わりました。

友達はみんな泣いていました。私もずっと泣いていました。

VTRが終わった途端、全員がビジョンに向かってずっとずっと拍手をしてくれていたのが忘れられません。

今でもパパは生きていると思います。

最後にパパに話しかけたのは、

「パパ~、今週のお休みはカラオケだよっ!」

「いいよ~、パパがバイクでお外行って帰ってきたらみんなで行こうね。」


あの時のパパの笑顔は一生忘れないと思います。


『パパ、ありがとう』

父と娘.jpg


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タグ:結婚 感動

おじさんと駐車場。 [感動]

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100mほど離れたところに駐車場があり、
そこにいつも車を停めていました。

その駐車場には、いつでも元気で明るい、
60歳を過ぎたばかりの管理人の
おじさんが働いていました。

年齢に似合わずシャキシャキとした行動で、
手際よく仕事をこなします。

毎日のように顔を合わせていましたが、
いつもおじさんは明るい笑顔で
挨拶をしてくれました。

「おはようございます!
今日も天気で、いい一日ですね!」

以前は大手企業で働いていたそうです。

その会社を定年になって退社し、
家が近くにあるというだけの理由で、
駐車場の管理人の仕事を始めたということでした。

ある朝、急に雨が降ってきました。

その時、傘を忘れたことに気がつきました。

駐車場について、
車から出ることもできずに、
どうしたものかと考えていたところに、
管理人のおじさんが走りよってきました。

「傘、忘れたんじゃない?
ちょうど、今降り出したばかりだから。
これ、持っていきなよ」

といって、自分の持っている傘を
差しだしてくれたのです。

「でもこれっておじさんの傘じゃないの?」

「私のことを気にすることはありませんよ。
 とにかく持っていってください」

自分の傘をお客さんに渡して、
自分は濡れて帰ってもいい。

普通はなかなかそんな風に
考えることはできないと思います。

管理人のおじさんは、
いつもこんな調子で自分のことよりも
お客さんのことばかり考えてくれるような人でした。

その駐車場はいつも満車の状態でした。

他の管理人さんは、
満車になると小さな管理人室で
本を読んだりしていましたが、

そのおじさんは、
駐車場の前に立って申し訳なさそうに、

「満車です、申し訳ありません」

と深々と頭を下げて謝っているのです。

中には、
苦言を呈する人もいます。

でも、

必ずその車が見えなくなるまで、
深々と頭を下げ続けていました。

「何も、あそこまでしなくてもいいのに」

と思っていました。


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そんなある日、
いつものように車を停めようとしたとき、
いつもと違う表情でおじさんはやってきました。


「実は、今週いっぱいで
 仕事をやめることにしました。

 妻が、肺を患っていて、
 空気のきれいなところで
 のんびり暮らすことにしたんですよ。
 
 いろいろお世話になりました・・・」


お世話になったのはこっちのほうですよ、
と何ともいえぬ寂しさを覚えました。


今日が最後という日、
ちょっとした感謝の気持ちで、おじさんに
手土産を持っていくことにしました。

そして、
駐車場に着いたとき、
信じられないような光景を目にしたのです。


小さなプレハブの管理人室には、
色とりどりの花束が
いっぱいに積上げられていて、
中がまったく見えません。

さらに、

管理人室の横には、
置ききれなくなったプレゼントが
たくさん積み重ねられています。

それは2列にもなって。

駐車場は、
たくさんの人でごった返し、
感謝の声が聴こえてきます。

「いつも傘を貸してくれてありがとう」

「あのとき、重い荷物を運んでくれて助かりました」

「おじさんに、挨拶の大切さを教えていただきました」

次々と写真を撮り、
握手をして、感謝の言葉を告げています。

最後の列にならんで
おじさんと話す機会を持ちました。

「おじさんには感謝しています。
 おかげで、毎日気持ちよく
 仕事を始めることが出来ました。
 いなくなってしまうなんて残念です・・・」

「いいえ、私は何もしていませんよ。
 私にできることは、挨拶することと
 謝ることくらいですから。

 でも、いつも自分がやっている仕事を
 楽しみたい、そう思っているだけなんです」


駐車場.jpg


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お母さん、ありがとう。 [感動]

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昨日4時22分に母が亡くなった。

風邪一つ引かない元気な母だった。


僕が幼稚園に入るころもう父はいなかった。

借金作って逃げたらしい。


朝は4時に起きて俺らの弁当作って

6時から17時まで弁当屋でパート。


帰ってきたら晩飯作ってすぐに出て行って

11時までパチンコ屋で掃除のバイト。


休むのは月に3回あればいいほう。

そうやって僕と妹は育てられた。


反抗期なんてほぼ無かった。

あんなに頑張る母親を見て

反抗なんてできるはず無かった。


いや・・・一度だけあった。

クリスマスの2,3日前

ゲームボーイが欲しいとねだった。


友達がみんなゲームを持っていたのに

自分だけ持ってないと苛められると。


何故あんな嘘をついたのだろう・・・。


母は「ごめんね・・・」

と顔をくしゃくしゃにして泣いた。


僕も何故か悲しくなって

家族3人でボロボロ泣いた。


その日は3人とも同じ布団で抱き合って寝た。


クリスマスの日の夕食はおでんとケーキだった。

母親は子供のようにはしゃぎ、歌い、

最後に「はい」とプレゼントを渡した。


古いゲームソフトだけを買ってきた。


「これだけじゃできないんだよ」

と言おうとしたけど、

うれしそうな母の顔を見ていえなかった。


あれから20年、

兄妹そろって大学まで出してくれた。


俺も妹ももう就職したし

これからは楽させてあげるから仕事やめなよ。

っていったのに。


働いてなきゃボケるって・・・

そんな年じゃないだろう。


どっか3人で旅行にいこうよっていってたのに。

妹の結婚式みるまでは死ねないっていってたのに。


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なんで末期癌になるまで働くんだよ・・・。


何度も病院いこうって

言ったじゃないか。


先生も言ってた。

「あんなに我慢強い人見たこと無い」

って。


看護婦さんに

「迷惑かけてごめんね」

ばっかり言ってたんだってな。


いっつも人のことばっかり気にして・・・。


震える手で書いた枕もとの手紙・・・

読んだよ。


「耕ちゃんへ

小さいころはいつもお手伝いありがとう。

あなたはわがままをひとつも言わない

やさしい子でした。


妹の面倒も沢山見てくれてありがとう。

あなたが生まれてきてくれて

ほんとうにうれしかったよ。

あなたのお嫁さんを見たかった。


梓へ

女の子なのにおしゃれをさせて

あげられなくてごめんね。


いつも帰ったら

「ぎゅっとして」

といってくるあなたに何度私は救われたかわかりません。


あなたはあなたを愛する人を見つけなさい。

そしてその人のために生きなさい。


死は誰にでも訪れるものです。

悲しまないで。


あなたがもし辛いことがあったら

いつでもあなたの枕元に立ちますよ。

なんてね。


あなた達の母親で良かった。

また生まれ変わってもあなた達の母親でありたい。

それが私の唯一つの願いです。


体に気をつけて。

寒いからあたたかかくして。

それから・・・

それから・・・

きりが無いからやめとくね。

たくさんたくさんありがとう」




お母さん・・・



手紙涙でにじんでボロボロだったよ。

だから紙を買ってきてくれ

って言ってたんだね。


お母さん・・・

ありがとう・・・

ありがとう・・・

ありがとう・・・

母.png


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