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愛の指輪。 [恋愛]

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彼女が痴呆になりました

前から物忘れが激しくて、ある日夜中に
突然昼ご飯と言って料理を始めたり
ある日突然、私は貴方の妹なのと言ったり
俺がこれは変だと思い
病院に行ったら、痴呆症だと言われた

俺と彼女は結婚する約束をしていた
もう給料三か月分とは言えないけど
指輪も用意していた

あとはこれを渡して
プロポーズするだけだった
でも彼女はもう殆ど俺のことを覚えていない

一人じゃ何にも出来なくなって
俺が介護するしか無かった

仕事も辞めて
彼女と二人ぼっちで家に引きこもって
毎日、毎日、俺は彼女の右手を握り続けた

貯金も底を付き
いよいよ生きていくためのお金が無くなった

その頃から彼女の両親が
「娘を引き取りたい」と言ってきた

彼女の父親に「君もまだ若いんだから
これからの人生に生きなよ
娘のことは忘れてくれ」と言われた

でも、俺は忘れられなかったよ
新しい仕事でも
考えるのはいつも彼女のことばかり

わかるか? 
四六時中一つのことしか考えられない
人間の気持ちって

一年して、彼女の実家を訪ねてみた
でも家には誰も居なかった
彼女も彼女の両親も町から消えていた

彼女の家族が北陸の町で暮らしている
と言うのを知ってすぐにそこに行ったよ


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海沿いの家に住んでてさ
家に行くと彼女の母親は驚いていたよ

俺は「彼女に渡したい物がある
直接渡したい」と言った

「海で待っててください」と
彼女の母親は言って奥に消えたよ

黒い浜辺で待ってると
寝巻き姿の彼女を母親が連れてきてさ

彼女の姿はもう、酷かったよ
言葉に出来ないくらいに

俺と彼女は浜辺に二人で座った
彼女の母親は気を利かしてくれたのか
消えたよ

彼女はなにやらわけのわからないことばかり
言ってたよ、なんだったかな
「世界一遠くて近い場所」とか
「音の響きが聞こえない」とか

俺は彼女の左手を持って
ポケットからある物を取り出した

彼女の誕生石のエメラルドの指輪だ

俺がそっとそれをはめてやると
彼女は嬉しそうにしてしばらく黙り泣いた

自分でもなんで泣いたのか
判らないみたいだった

それを見ていたら俺も泣けてきちゃった
俺は彼女を抱きしめておいおい泣いたよ

たぶん二時間くらいじゃないかな
彼女に少し強く抱きしめられてるような
気がしたよ

指輪.jpg


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しんのすけとあいちゃん [恋愛]

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しんのすけ「あいちゃん…」


あい「どうしました?」


しんのすけ「俺達さ、その、付き合わない…?」


あい「えっ」






野原しんのすけ
大学4年生。


東京で一人暮しを初めてもう随分たった。

大学生活も充実してた。
そこそこの企業の内定ももらって、バイトをしながらたまに大学に行く日々を送っていた。


----プルルルルル-----プルルル



携帯が鳴った

しんのすけ「もしもし」


あい「しんさま、こんにちは。」


あいちゃんだ。
あいちゃんとは幼稚園で別れてからずっと会ってなくて、中学生の時に偶然再会した。


それから連絡先を交換してたまに会っていた。


幼稚園の時から変わらず、オラ…いや、俺を好きでいるみたいだ。


なんでこんなに俺だけを慕っているんだろう…相当美人になったあいちゃんはモテるに違いない。

しんのすけ「おう、どうしたの?」


あい「あのっ、しんさまは、年末はご実家に帰りませんの?」


しんのすけ「ん、あぁ、1日の夕方からバイトあるし今年は帰らないよ」


あい「そうですの…」


しんのすけは悟っていた。大体電話をする時は俺の家に遊びに行きたいっていう時だ。

今日は大晦日。
友達との予定も特にないし、、、


あいちゃんを初詣にでも誘ってみようかな…1人で過ごすのも少し寂しい…

しんのすけ「あいちゃん、暇だったら初詣行かない?」


あい「本当ですの?!嬉しいですわ!あいも、お誘いしようと思っていたのです」


しんのすけ「本当?よかった。じゃあ、いつでもいいから俺の家来て。ついでに夕飯も一緒に食べよう」


あい「分かりましたわ。じゃあ夕飯の買い物をしてから、しんさまの家に行きますわ」


しんのすけ「ごめんね、ありがとう」


あい「16時過ぎ頃にお伺いしますわ」


しんのすけ「わかった、じゃあまたね」


あい「では、また」


ピッ


そうと決まれば、部屋でも掃除するか…


----プルルルルル----プルルルルル


また電話が鳴る


ピッ

しんのすけ「なに」


ひまわり「あっ、兄ちゃん!?電話したのに話し中だから!またあいさんと電話してたでしょー!」


妹のひまわりだ。


しんのすけ「あー、うんまぁね」


ひまわり「本当に仲いいね~。早く付き合えばいいのに」


しんのすけ「別にそんなんじゃないから…用それだけなら切るけど」


ひまわり「あっ!待って待って!用はある!父さんと母さんがね、お正月くらい帰ってこないのかって!」


しんのすけ「んー、1日は夕方から深夜までバイトあるからなー。帰るなら2日の夕方かな」
 

ひまわり「本当?!じゃあそう伝えておくね!絶対帰ってくるんだゾ!」


しんのすけ「はいはい」


げっ、もう13時だ。
さっさと片付けないと…


年末のあんまり面白くない特番を見ながら片付けはじめた。


しんのすけ「ローラの写真集どこに隠そう…」

して16時をまわった頃

ピンポーン

インターホンがなった

ガチャ…



あい「失礼しますわ」


しんのすけ「わざわざありがと、入って」


今日は晴れているが、北風がとても冷たい。あいちゃんは鼻とほっぺたを真っ赤にして来てくれた。


しんのすけ「座って、温かいカフェオレでもいれるよ。」


あい「ありがとうございます、しんさま。」

しんのすけ「あぁ…」

しんさまって呼ばれるの恥ずかしいんだよなぁ。
でもそう言ったら傷つきそう。



カフェオレをいれて、テレビを見ながら2人でぐだぐだした。


あい「そろそろ夕飯の支度しますね」


しんのすけ「おー何作ってくれるの?」


あい「やっぱり大晦日なのでお蕎麦にしようかなって…あ、黒磯に頼んでとっておきのシャンパンも用意しましたの!」


しんのすけ「えーお蕎麦とシャンパンって合わないゾ」


あい「確かにそうですわね…ごめんなさい、、、すぐ買い物してきますわ!他の物も作ります!」


しんのすけ「あ…ごめん。じゃあ俺も何か作るよ」


しんのすけは大学に入ってからカフェバーのキッチンでアルバイトをしている。


ありあわせの食材でシャンパンに合いそうなメニューを作った。

あい「流石しんさまですわ!すごく美味しそう!」


しんのすけ「こんなものしか作れなかったけど、とりあえず乾杯するゾ」

………
……


しんのすけ「あれ?あいちゃん?大丈夫?」


あい「…」


しんのすけ「あいちゃんってば!」


あい「ん…あ、すみません…少し、酔ってしまいました…」


そう言ったあいちゃんはほっぺたがピンク色で、目がとろっとしてた。

しんのすけ(あいちゃんって少しネコ目だから、いつもと違うゾ…////)


あい「少し、お水を頂きますわ…」


しんのすけ「……え!あ!水なら冷蔵庫…じゃなくて、それならオラが取ってくるゾ!!」


あい「しんさま…(子どもの頃みたい…)」


しんのすけ「ほい。これ飲んで少しベッドで横になりな」


あい「ありがとうございます…少しの間だけそうさせて頂きますわ…」


あいちゃんは結構酔ってたみたいで、すぐに眠りについた。

すやすやと寝息をたてる姿は、まるで、お姫様みたいだ。

しんのすけ(まつ毛長………なんか、あれ、顔が熱い)

しんのすけ(オラも少し酔ったみたいだゾ。こたつで少し寝るか…)

そうして2人とも眠った。

………カチャ

…カチャカチャ
……

…チャ

しんのすけ(んー……なんの音…)

………
……


しんのすけ「(…んー?)あっ!あれ?あ、寝てたのか…」

ベッドに目をやるとあいちゃんがいない。



あい「しんさま、目が覚めましたのね」


しんのすけ「んあ、あれ、あいちゃんもう大丈夫?」


あい「ええ、おかげさまで。すっかりよくなりましたわ」


しんのすけ「それなら良かった」


あい「あの、寝起きで召し上がれるか分かりませんが…お蕎麦作ったのですが…」


しんのすけ「ほんと!?やったー!食べるゾー!」


あい「ふふ…それならよかった。では、食べましょう」


しんのすけ(あいちゃんいつの間に起きたんだろ。それに洗い物までしてくれてたんだー)


しんのすけ「ふーっ。おいしかったゾ!やっぱ年越しそば食べなきゃダメだよね~」


あい「そうですわね。あい、しんさまと食べられて、幸せですわ//」

しんのすけ「…あいちゃんって本当物好き。」




時刻は23:40


しんのすけ「お、白組が優勝か~堀北真希ちゃん、悲しんでるゾ…」


あい「しんさま!あいの事も見てくれなきゃ悲しいです!」


しんのすけ「あーうんうん。」


あい(しんさま…やっぱり…もう…)


しんのすけ「ほら!あいちゃん!年明けるよ!」


あい「へっ…?」


しんのすけ「あけましておめでとー!」


あい「あっあけましておめでとうございます!今年もよろしくお願いいたしますわ」


しんのすけ「おー」


あい(しんさまは、もう…振り向…)
しんのすけ「よし!初詣行こ!!」


そう言って素早く支度を始めるしんのすけ。

しんのすけ「お参りするまで並ぶから厚着しなきゃだゾ」


あいちゃんも急いで支度をする。


しんのすけ「あいちゃんマフラー無いの?」


あい「あっ、それが家を出る時少し急いでたので忘れてしまって…」


しんのすけ「ふーん。それじゃ、これ使いなよ、安物だけど。」


あい「えっ、でも…しんさまが…」


しんのすけ「いいの。風邪ひかせちゃったら黒磯さんに怒られそうだし」


あい(なんで、そんなに優しくしてくれるの……こんなんじゃいつまでも…)



しんのすけ「じゃー、出発!」


あい「おしんこ~っ♪」


しんのすけ「きゅうりのぬか漬 ……って!言わすなよ…」


あい「ふふっ。やっぱり、しんさまは変わりませんわ」


あい(私への気持ちも、いつまでも、変わらないのでしょうか…)


しんのすけ「少し歩かせちゃうけど、大きい神社言ってみようか」


あい「はい!なんだかわくわくしますわ!」


しんのすけ「あいちゃんも子供っぽいなー」


あい「あら、そんなことありませんわよ?私だって今年からは社会人ですもの!」


しんのすけ「(あいちゃんは早々に大手の銀行に内定貰ってたっけ…)あー確かになぁ。俺たちもう社会人か…」

あい「そうですわね…ふたば幼稚園にいる時は、こんな時が来るなんて思いませんでした」


しんのすけ「おれもー。」


あい「そういえば、かすかべ防衛隊のみんなはどうしているのかしら?」


しんのすけ「みんなはね、風間くんは相変わらず頭良いから、一流企業の内定もらってる。ボーちゃんは院生になるって。石の研究してるらしい」


あい「ネネちゃんとマサオも相変わらずかしら?」


しんのすけ「ひまわり曰く仲良くやってるみたい。それに二人目できたらしい!」


あい「まぁ!今年最初の良いニュースが聞けましたわ」


しんのすけ「高校卒業してすぐ結婚したからなー。もう二人目かぁ」


他愛の無い話で盛り上がっているうちに、神社に着いた。


しんのすけ「うわっ。すごい並んでる…」


あい「2時間くらい並ぶ覚悟はしてましたが…この多さは予想以上ですわ…」


あい「はぐれてしまったら大変ですわ…」


あいちゃんの言葉を聞いたしんのすけは、あいちゃんの手を掴んだ。


しんのすけ「これで安心?」


あいちゃんの顔が赤くなる

あい「しっ…しんさま…?!//」


しんのすけ「ひまわりの手を繋いであけてた頃を思い出すゾ!」


あい「あ、あはは…そうですの…(子守感覚なのでしょうか…期待してばかみたいです…)」


しんのすけ「あいちゃん…指細くてきれいだね」


あい「あっ、あんまり見られると少し恥ずかしいですわ…//」


あい(ずっと…今がいいですわ…でも…)

………
……


しんのすけ「もーすぐで順番くるな」

あい「やっと、ですわね!」


しんのすけ「…お?あ、あいちゃんすぐ戻る!並んでて!!」

繋いでいた手をパッと離し、列を抜け人混みに紛れていってしまった


あい「しっ、しんさま?!」


あい(…なんだか…いつもそうなのよね。ようやくつかみかけても、離れてしまう)


5分程たっただろうか、しんのすけが息を切らして戻ってきた。


しんのすけ「はあっ…はあっ…ごめん待たせて…!」


あい「大丈夫ですが…急にどうしたんですの?」


しんのすけ「あ…あいちゃんに、寒い思いさせちゃったから、これ、飲んで」


そう言って差し出したのは、屋台で買ってきた甘酒だった。


あい「しんさま…私のために…」


しんのすけ「苦手だった?嫌なら他の…」
あい「これがいいですわ!!」


しんのすけ「あいちゃんがそんなに甘酒好きだったとは…」


あい「しんさま、ありがとうございます。あい、嬉しいです」


しんのすけ「…あれ?あいちゃん泣いてる?無理して飲まないで?」


あい「グスッ…ちっ、違いますの!ちょっと熱かっただけですわ」


あい(しんさま…もう、けじめつけなきゃ。)

しんのすけ(あいちゃん…俯いてる。


オラなんか悪いことしたかな



寝ちゃったからかな…



寒いから??


付き合って無いのに手繋ぐのダメだったかな。


あいちゃんを、笑顔にしなきゃ…


………あっ!甘酒!
もー、これしか方法思い浮かばないゾ!)


あい「しんさま、ごちそうさまです。とっても温まりました」

にこっとあいちゃんが笑った


しんのすけ「(ドキッ…ななな、やっぱりあいちゃんって可愛い…)あ、あぁどういたしまして」


あい(しんさま、なんだかいつもと違う…)


しんのすけ(なんか今日はいつもよりあいちゃんが可愛いく見える…///)


そしてやっと順番が来た

しんのすけ「あいちゃんは何をお願いするの?」

あい「それは言えませんわ。言ってはいけませんのよ?」

しんのすけ「そっかぁ…きになる…」


しんのすけ(きれいな女の人と付き合えますよーに!)



あい(しんさまを、諦め…いや…でも…どうしよう。でもいい加減しなきゃ…)


…ちゃん!あいちゃん!」


あい「えっ?」

しんのすけ「あいちゃん!もう次の人待ってるから行くゾ!」


あい「あぁっ…ごめんなさいっ!」



あい(結局決められなかった…)


しんのすけ「おみくじ引く?」

あい「そ、そうですわね!」


しんのすけ「やっぱおみくじ引かないとね~!オラこれ!」

あい「しんさまったら、楽しそうですわね♪私も引きましたわ」

しんのすけ「…カサカサ……お!大吉ー!やったー!

(恋愛は、、、『素直になれ』?オラ素直だと思うけど…)」


あい「私は中吉でしたわ…

(恋愛、恋愛、、『待て』って…何年待ってると思ってるのよ神様…グスッ)」


しんのすけ「さ、もうすぐ明け方になっちゃう、帰ろっか」


あい「そうですわね」



しんのすけ(素直になれって、どーゆー事だろ。きれいなお姉さんがいたらすぐ声かけてるんだけどなぁ…)


しんのすけはそんな事を考えながら家路についていた。


(きれいなお姉さん、、まぁ、あいちゃんもすごくきれいなお姉さんだよな…チラッ)


しんのすけ「え?あいちゃん泣いてる?」


あい「ぇ…?」


(やだ…わたしったら何泣いて…っ…え、どうしよう…涙が止まりませんわ…)


あい「グスッ…ズズ…ごめんなさ…っ…」


しんのすけ「どうしたの?!どこか痛いの?!あいちゃん?!


(オラが、あいちゃんをお守りしなきゃ…!!!)」


しんのすけ(まだ朝の4時…病院なんかやってないし…あー!もー!)

しんのすけはあいちゃんを抱き抱えた。お姫様だっこだ。


しんのすけ「すぐオラの家着くからね!!」

あいちゃんを抱き抱えたまま家まで走った。



あい(しんさま…なんでいつも優しいの…あいは、いつまで待てばいいんですの…)




走って、走って、やっと家に着いた。

あいちゃんは泣きすぎたのか、よくわからないけど過呼吸になってた。

あい「し…ん…」

しんのすけ「あいちゃん!喋らないでいいから!ね?」

背中をさすってあげても、なかなか落ち着かない。

水も飲めない。

こんなあいちゃん見たこと無い。

しんのすけの手をぎゅっと握って、必死に息を整えようとしている。


しんのすけ「あいちゃん…」


あいちゃんを抱きしめた

あい(こんなに必死なしんさま見たこと無いですわ…

あいは、また迷惑をかけているのですか…

しんさま、ごめんなさい…あいはもう、しんさまを諦め………

え…抱きしめて…)


しんのすけ「あいちゃんごめん…これしか出来ない。子供の頃母ちゃんに抱きしめてもらってすごく安心したんだ…だから…大丈夫だから、ここにいるから…」




どのくらいの時間がたっただろうか。ずっと抱きしめていたら、あいちゃんも落ち着いてきたようだ。


あい「しんさま」


しんのすけ「大丈夫?落ち着いた?」


あい「はい…ありがとうございます…」

微笑みながら言った。


あい「ごめんなさい、新年早々…」

しんのすけ「いや、大丈夫。でもオラがいてよかったな!」

冗談混じりに言う。

あい「えぇ、本当に。しんさまがいて良かった…」

しんのすけ「(ドキッ…)じ、冗談だゾ!?あ、ああっ!ほら!外見て!初日の出!」

あい「初日の出ですけど…もう6時ですわ…しんさまったら…」


あい「でも、しんさまとこうして初詣行ったり、初日の出見られたり…あいは幸せ者ですわ…」


しんのすけ「それ、本当の気持ち?」

あい「あたりまえですわ。何年かかったら伝わるんですの?」



しんのすけ「………今?とか?」


しんのすけ「なーんて!」

あい「しんさまったら、意地悪いですわ」






しんのすけ「あいちゃん…」

あい「どうしました?」

しんのすけ「俺達さ、その、付き合わない…?」

あい「えっ」



しんのすけ「いや、だからさ、俺、あいちゃんのこと、好きだ…」

「今まで俺なんか、俺なんか、って遠慮してたから、あいちゃんに俺は勿体無いと思ってたから、こういう気持ち気付けなかったのかな…」




ちゅっ



不器用だけど、あいちゃんのほっぺにキスをしてみた


しんのすけ「やっと素直になれた。あいちゃんのおかげ」


あい「しんさま…グス…」


しんのすけ「あいちゃんまだ泣くの?!」

あい「だって、嬉しいんですもの…しんさま…大好きですわ」

しんのすけ「なんか改めて言われると恥ずかしいゾ」

あい「ふふ…いつものしんさまに戻りましたわね。格好つけて俺って言わなくなっていいんですよ?」

しんのすけ「だ…///だって、シュチュエーションとか、雰囲気とかあるし!」


あい「しんさ
しんのすけ「あのさ!オラ眠いからもう寝るぞ!バイトあるし!」

あい「話をそらさないでください!」   





しんのすけ「……あのさ、明日の夕方に春我部に帰るんだけど、一緒に帰らない?オラん家泊まってきなよ」

「それとさ、かすかべ防衛隊の皆にも会いに行くゾ。近況報告しに」


あい「あの、ご、ご実家にお邪魔してよろしいのですか…?」

しんのすけ「父ちゃんも母ちゃんも喜ぶし、ひまわりが1番歓迎してくれるゾ。大丈夫」

あい「…じゃあ、お言葉に甘えて」






「これからよろしくね」



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しんのすけ「じゃあ16時に新宿でね」

あい「わかりました、ではまた」


ピッ…

元旦のバイトも終わり、しんのすけは一人家路についた。


しんのすけ(あー…オラあいちゃんと付き合ってるのか…実感わかないゾ…)

(あの時はよく考えずに春我部の家来てって言ったけど、今ちゃんと考えると恥ずかしいゾ)


「でもまぁ何とかなるかぁ…」


ガチャ…

家に着いて、すぐシャワーを浴びた

しんのすけ「あいちゃん…」


(あ~あんな可愛い子がオラの彼女かぁ//神様にお願いしたらすぐに彼女できたゾ!やっぱりオラって運いいよなぁ~///)


頭の中はあいちゃんでいっぱい。

浴び終えたしんのすけは素早く服を着るとベッドに倒れ込んだ


「あー今日は疲れたゾ。お店も忙しかったし…」

枕に顔をうずめた。

(あ…、あいちゃんの匂い…)

「えへ…えへえへ///あいちゃんいい匂いだよな~///あいちゃ
プルルルルルル----プルルルルルル


「もー!誰だゾ!!」

携帯を見るとひまわりからだった

しんのすけ「あっ、ひまか…出ないとうるさいから出なきゃ…」

ピッ

しんのすけ「なんだよ」

ひまわり「なんだよって何よー!可愛い妹が電話してあげてるのに!」

しんのすけ「それ本気で言ってるの?で、なに?」

ひまわり「は?!なにって…もー、明日何時頃向かうか聞きたくて連絡したの!」

しんのすけ「あー。17時頃に大宮着く感じで、そっから春我部だから…まぁ夕飯前には家つくよ」

ひまわり「17時大宮?!ラッキー!あたし大宮行くからさ、その時間に待ち合わせよー」

しんのすけ「え、なんでだゾ」

ひまわり「え?もちろん福袋やセールがあるから♪帰り荷物持つの手伝って欲しいし~」

しんのすけ「はいはい…(ほんと母ちゃんに似てるゾ)」

しんのすけ「まー分かったから今日はもう遅いから寝ろ。わかった?」

ひまわり「はーい!兄ちゃんお年玉楽しみにしてるね~っ!じゃ!」

ブツッ…ツーツーツー…

しんのすけ「貪欲な所とか、母ちゃんそっくり…」


(ふわ……オラももう寝よ……)


~♪~♪~


しんのすけ「う…」

(何時………あ、もう起きなきゃ…)

顔を洗い寝癖を直し、ワックスで整える。
可愛い彼女と一緒となるとおしゃれにも自然と気合いが入る。

(こんなんでいいか…)

「あ、お年玉…」

(お金入れるポチ袋なんで無いゾ…代わりの封筒無いかな…)

棚に適当に押し込まれたプリント類などの中を物色する

カサ…

(昔の給料袋の封筒…お金入ってた封筒だからいいか!)

もう一枚探して、一万円ずつ入れた


ひまわりと、マサオくんとネネちゃんの子供の分だ。


(少し早いけどもう新宿向かおう)


電車内…


しんのすけ(あっ!あの和服着てる子たち、可愛いゾ~)

(あっ、あの子も…!今日は可愛い子たくさん見られて幸せだゾ//)


次はー新宿ー新宿ー…


(あっ、可愛い子見てたら時間が経つの早いぞ。もう着いた)


(まだ時間まで30分以上ある…スタバでも行くか)


宛先:酢乙女あい
件名:
本文:東南口近くのスタバにいるから、着いたら連絡して


しんのすけ(…こんなんで、いいか)


(送信っと)


「ご注文お決まりでしょうか?」

しんのすけ「あっ、カフェモカで。お姉さんの愛たっぷりで」

「かっ、カフェモカですね。かしこまりました!///」

しんのすけは幼稚園の時のは容姿から考えられないくらいかっこよくなっていた。眉は相変わらず濃いめだけど、坊主も辞めたし。
いわゆるイケメンってやつだ。

この歳になってこういった言動が許されるのも顔のおかげかもしれない。

(ここのスタバ、可愛い人多いんだよな~///)

しんのすけ(小さな幸せに浸りながらカフェで過ごすひと時…オラってなんかかっこいい?)


「お隣いいかしら?」

しんのすけ「えっ?」

声の主を見ると


あいちゃんだった。

あい「しんさま、随分ごきげんですわね」

しんのすけ「あいちゃん!だっ、だだだだって、それはきれいな…!」

あい「きれいな?」

しんのすけ「きっきれいな、お、あ、あいちゃんに会えるからだゾ!!」

あい「まぁ…!しんさま、嘘はいけませんわよ?」

しんのすけ「ええっ?嘘なんて…」


あい「きれいなお姉さんを見られたからではありません?」

これ以上嘘をつくのはいい気分じゃない…
しんのすけ「…うん、ごめん…

でも!あいちゃんが1番きれいだゾ!」

あい「…しんさま、声が少し、大きいですわ…///」

しんのすけ(あっ、照れた)

あい「そんな事言われたら怒るにおこれませんし…しんさまは………~~~~………~~~~ブツブツ…」

(よくわかんないけど機嫌よくなったみたいだ。ブツブツ呟いてるあいちゃんも可愛いな…)

それから話に夢中になって、時刻は16時過ぎ…

あい「あっ!しんさま、そろそろ向かいませんと!」 

しんのすけ「ほんとだ!ひまわりに怒られる!」


しんのすけ「うわっ、すごい人…

湘南新宿ラインって本当に混みすぎ…」

あい「しんさま…あの…」

しんのすけ「大丈夫、手繋いでるから」


----車内中ほどまでおつめください!ドア締まります!ドア締まります!----


しんのすけ「うー…あいちゃん、大丈夫?」

あい「だ、大丈夫、ですわ…」


しんのすけ(やっぱり交通手段変えた方がよかったかも…満員電車なんてあいちゃん慣れてないよなぁ…)

あい(苦しい…それに、足がつきません、わ…)



---次はー池袋ー池袋ー----

人が降りた所を見計らってあいちゃんをドア脇の隅まで誘導する。
しんのすけが覆いかぶさるようにして、あいちゃんを楽にしてあげた。

しんのすけ「(うおー!マンガみたいだゾ!なんか守ってるって感じするゾ!)あいちゃん、少しは楽?」

あい「(しんさま、優しい///…)はい!ありがとうございます///」

しんのすけ「あと20分くらいだから、ごめん、もうちょっとだけこのままでいて」


しんのすけ(あと一駅…ひまわりにメールしとくか。)


あい(しんさまとこんなに密着して恥ずかしいですわ…車内が暑いから少し汗ばんできましたし…汗臭いって思われたらどうしよう…)

----ガタガタッ!!!

あい「わっ!」
しんのすけ「おおっ!」
電車が大きく揺れた

むぎゅ

あい(あ…しんさま、丁度私の頭に顔が……絶対汗臭いって思われてしまいましたわ…ショック…)

しんのすけ(あ、あ、さっきの衝動であいちゃんの胸が…腕に…///それにあいちゃん…髪やっぱりいい匂いするゾ///)


あい「…ん?しっ!しんさま、鼻血でてますわ!」

しんのすけ「え?あ………(興奮しすぎた…)」

タイミング良く電車が大宮に着いてくれた。

あいちゃんがとっさに出してくれたハンカチで何とかその場を凌ぐ。

あい「暑くて、のぼせてしまったのでしょうか…」

しんのすけ「そうかも(すごい興奮しちゃったなんて言えない…)」


トイレに行き、顔を洗った。
あいちゃんがくれたテイッシュを押さえてひまわりとの待ち合わせ場所に向かう

しんのすけ「ころへん、いへば、ひま、来るゾ」

あい「ひまわりちゃんに心配かけてしまいますわね…」

しんのすけ「あいひゃん、らんか、かっこわるくて、ごめんらゾ…」

あい「元がかっこいいので、なにしても大丈夫ですわよ」

しんのすけ「うへ、へへへ//いや~///」





「え?に、兄ちゃん…?」



しんのしすけ「うぉ!ひまはいぃ~ひはひふり」

ひまわり「何言ってるかわからないし…な、なに?鼻血?恥ずっ!」

あい「しんさま、電車内が暑くて、のぼせてしまったみたいですの…」

ひまわり「あっ、そうだったんですね~兄がご迷惑おかけしまして…って……………え?あい…さん?」

あい「ひまわりちゃん、お久しぶりです。今日はお世話になりますわ」

ひまわり「え?!なんであいさん??お世話にって…家来るんですか?!兄ちゃんどゆこと?!」

あい「え…しんさま!お家の方々に確認してないのですか?!」 

しんのすけ「あー、うん」

ひまわり「なんで大事な事言わないの?!もー!」

ひまわりはブツブツ言いながらみさえに電話をかけていた。

あい「しんさま…事前に言ってあるものと思っていましたわ…」

しんのすけ「ごめん…」

しんのすけ「らってさ…なんか、恥ずかひくなっら」

あい「もう…それではいけませんわよ…」

しんのすけ「う…ごめ
ひまわり「いつまで鼻血出してんの?もう止まったでしょ?!母さん大丈夫だって!兄ちゃん後で怒られるけど」

しんのすけの鼻血も止まり、やっと春我部に向かうことができた。
しんのすけは、今度はテイッシュではなく、大量のショップ袋を持って…


しんのすけ「ひまわり…なんでこんなに買ったんだゾ」

ひまわり「え~だって~、普段の高い値段の時買うより安い今買った方がお得じゃん?えへへへ」

しんのすけ「(みさえの子はみさえ…)ひまわり、母ちゃんを見て育ってきて何も学ばなかったのか…」

ひまわり「え?!あたしと母さんは違うのー、母さんは買ってもすぐ飽きて溜め込むけど、あたしはちゃんと全部使うもん!」

怒るとほっぺをプクッと膨らます。
赤ん坊の時から変わらない仕草。
そんな妹を見ると、なんだかすごく安心した。



あい「本当に仲が良いのですね…微笑ましいですわ」

ひまわり「そそそんなこと無いですよ!兄ちゃんが勝手に」
しんのすけ「いや、オラたち仲良いもんな、ひま」

ひまわり「…んなっ///」

ひまわりはしたを向いて黙りこんでしまった。
いつもならギャーギャー騒ぐのに。

しんのすけ(高校生になると何考えてるのか分からなくなっちゃうもんだな…)


-----次はー春我部ー春我部ー----


しんのすけ「うーっ…久しぶりだー!帰ってきたゾ春我部ー!」

あい「本当ですわ!懐かしい…」

しんのすけ「やっぱ春我部、最高だゾ」

3人並んで談笑しながら野原家に向かう。

しんのすけ「…あっ!ちょっと、先行ってて、買うものある」

そう言ってしんのすけが向かったのは、商店街の精肉店。

しんのすけ「おばさん!久しぶり!」

おばさん「ん…あら、しんちゃんかい?!久しぶり~!」

しんのすけ「お久しぶりです。あ、あとあけましておめでとうございます」

おばさん「あらあら、あけましておめでとう。しんちゃんももう大人ねぇ…」

しんのすけ「今年から社会人です。それで…あの」

おばさん「いつものだろう?ちょっと待って!」

そういっておばさんはコロッケを2つ、袋に入れた。

おばさん「はい!お金はいらないから!もってきな!」

しんのすけ「えっ、でも」

おばさん「いいんだよ。おばさんからの最後のお年玉だよ」

しんのすけ「最後?」


おばさん「そう。最後。実は、今月いっぱいで店を閉めるんだよ…」

しんのすけ「えっ、そんな…」

おばさん「旦那も私も、もう歳だからね…辛くなる事も多くなってね…体がついていかないのよ」

しんのすけ「そ、そうなんですね…。あ…あの、明日も来ます!」

おばさん「本当かい?嬉しいよ。じゃ、またねしんちゃん」


ひまわり「兄ちゃん」

しんのすけ「うおっ!先行ってなかったのか?」

ひまわり「あいさんが待ってるって言うからさ」

あい「一緒歩きたいのですわ//」

しんのすけ「はは//ま、じゃあ行くか!」

再び野原家に向かった。



ひまわり(あれ…そういえば、なんであいさん来たんだろ。まさか付き合ってるの?あれ?まさか…)


そして

ガチャッ

しんのすけ「ただいまーっ」

あい「おじゃまします」

ひろし「おっ!しんのすけ~!久しぶり!あいちゃんもよく来てくれたね~」

みさえ「おかえり~、待ってたわ!あいちゃん、狭い家けど、上がって、ね」

あい「押しかけてしまったようで、申し訳ありません…あの、これ、少しですが… 」

そう言ってあいが差し出したのは超高級チョコレート。

みさえ「やだっ!いいのに~!お気遣いありがとうね」

いいと言いながら素早く受け取り中身を確認するみさえ…

しんのすけ(母ちゃん…恥ずかしいゾ…)

ひろし「よし!じゃあ酒とか用意してるから、お前ら2階に荷物置いてこい!」

しんのすけ「ほーい。行くぞあいちゃん」



ひまわり「…兄ちゃん…ボソッ」

みさえ「ひまわりも随分買い込んだのね~そんな所つっ立ってないで、あんたも荷物おいてきなさい」

ひまわり「んぇ、あ、うん…」

(父さんと母さんは気にならないの?それとも2人がどういう関係かもう知ってるの?なんで兄ちゃんあたしに何も言ってくれないのよ…)


………
……





----……かんぱーい!!!



みさえ「んもーしんのすけ早く言わないから…こんなものしか作れなかったわよ…」

ひろし「ご飯に味噌汁…煮物と焼き魚…あいちゃん、なんかごめんな…ハハ」

あい「いや、謝るのは私ですわ…」

しんのすけ「まーまー!ご飯くらい楽しく食べようよー」

みさえ・ひろし・ひまわり
「「「おまえのせいだろ!!」」」

しんのすけ「いやーそれほどでも//」


いつまで経っても変わらない野原家


ひまわり「あたしもお酒のみたーい!」

ひろし「ひまわりはまだだめだ!二十歳になってからだ!」

ひまわり「でも友達みんな飲んでるって言うよ~!」

みさえ「バカねぇ、それはかっこつけて言ってるだけよ…」

ひろし「うっ…ひまわりも、いつかは二十歳になるのか…嫁に行っちまうのか…ううーっ!!ひまわりぃー!!!」

ひまわり「やだ…父さんもう酔ってる…」

みさえ「あなたやめてよーあいちゃんの前で!…んもー最近お酒も弱くなっちゃって…」

あい「そんな、娘さん思いの素敵なお父様ですわ」

ひろし「おっ!あいちゃんは分かってくれるぅ!?流石だよ~よし!しんのすけの嫁になれっ!」

あい「よっ、嫁…////」

みさえ「もーやめてー!あなた、もう飲んじゃダメー!」

しんのすけ「やれやれ」





ひまわり「……………なんで」

みさえ「ふぅ…食べたぁ…あいちゃんのチョコレートも美味しかったわ~♪」

ひまわり「ほんとー!こんな美味しいの初めて///」

あい「喜んで頂けて良かったです」

みさえ「そうだ、あいちゃん先にお風呂入っちゃって!」

ひろし「おいっ!まだまだ…飲む…んが…グー…グー……」

しんのすけ「やれやれ、父ちゃん布団に連れて行くゾ」


あい「では、お先にお風呂頂きますわ…ひまわりちゃん、もし良かったら一緒に入りませんか?」

ひまわり「えっ?!あいさんと??」

みさえ「あらー若いっていいわねぇ…一緒にはいっちゃえば?」

ひまわり「(わ…!あいさん肌きれい…ってかスタイルめっちゃいい…!胸でかっ!!)な、なんか恥ずかしいですね」

あい「そうかしら?やめる?」

ひまわり「いやいやいや!せっかくなんで入ります!」

あい「よかった」


あい「ふぅ、やっぱりお風呂は気持ちいいですわ…」

ひまわり「そうですね…」


…………
……



ひまわり「あの…どうしてお風呂入ろうって…」

あい「それはですね、なんだか、ひまわりちゃん元気無かったから…」

ひまわり「えっ」

あい「理由は、しんさまと私のことかなって思うのですが…違います?」

……
ひまわりは小さく頷いた


あい「そうですの…しんさまから何も聞いてませんよね?」

ひまわりはまた頷く

あい「昨日から、しんさまとお付き合いする事になりました」

「ひまわりちゃんも知っていると思うけど、幼稚園の頃からずっとお慕いしていました」

ひまわりはただ俯いて聞いていた

「こうして、しんさまへの思いが伝わって、受け入れてもらったこと、感謝しています」

「私、しんさまに一生添い遂げますわ。一生愛します。しんさまを傷付けたりもしませんわ」

「だから、そんなに私たちを見て、不安な顔をしないでくださいね」


ひまわりが小さく深呼吸をした

ひまわり「あいさん…」


ひまわり「あいさん、あたし…兄ちゃん取られちゃった様な感じがしてすごく嫌だったんだ」

「大好きな兄ちゃんがもし傷ついたり、悲しんだらどうしようって…」

「あたし…嫉妬なんかして、馬鹿みたいですね…へへ…」

「でも今のあいさんの言葉聞いたら安心しました!」

「これから兄ちゃんをよろしくお願いします!」

あいちゃんはにこっと笑った
あい「ありがとう」

「さ!ここからはガールズトークですわ♪」

ひまわり「そうですね!あたしあいさんに聞きたいことあって………」


美容やファッション、異性の話で盛り上がった。


あい「いいお湯でした。ついつい長湯してしまいましたわ…」

「あれ?しんさまは…」

みさえ「しんのすけなら、庭じゃないかしら…行くならちゃんと上着着なきゃだめよ」

あい「わかりましたわ…」

ガチャ…

……ズッ………グズ………

誰か泣いているような音が聞こえる

………ロ………ズズッ

あい「しん、さま?」

しんのすけ「あ…あいちゃん!どうしたんだゾ!」

しんのすけは目が少し赤かった

あい「姿が見当たらなかったので…そしたらお母様がお庭にいると…」

しんのすけ「もう。こんなに寒いのに…風邪ひいたら大変だゾ…」

あい「しんさま…もしかして…」

しんのすけ「ん?あ、シロに挨拶してた…」

そこにはシロの小屋があった。もう古くてボロボロだか、ちゃんと掃除がしてある。
小屋の中にはきれいな花もあった。

その前には、シロがいつも使っていた青いエサいれ。そこには精肉店のコロッケが入っていた。

しんのすけ「シロはこのコロッケ大好きだったんだゾ。だからたまに買ってあげるんだ」

あい「そうでしたの。シロ、きっと喜んでいますわね」

シロは数年前死んだ。
散歩の途中、車に轢かれそうな子供を助けようとして、それに巻き込まれてしまったのだ。

しんのすけ「シロ…まだどこかにいるんじゃないかな…でも呼んでも来ないんだよねー…当たり前だけど…」

あいは言葉が出なかった。
何と言えばいいか分からない。

しんのすけ「シロに会いたいゾ…」

しんのすけの目から今にも涙が溢れそうだった。




あいはしんのすけを後ろからそっと抱き締めた。


あい「しんちゃん!僕はずっとしんちゃんを見てるよ。見えなくてもそばにいるから安心して!」

しんのすけ「あいちゃん…」

あい「あいちゃんじゃないよ!シロだよ。しんちゃん大好き!」

しんのすけは振り返って、正面からあいちゃんを抱き締めた。

しんのすけ「ありがとう…オラも大好きだゾ…」


………
……



しんのすけ「寒い…戻ろっか」

あい「そうですわね…(もうちょっとこのままでもよかったですわ…)」


みさえ「しんのすけーお風呂はー?」

しんのすけ「今入るー!」

みさえ「私もうそろそろ寝るわ~ひまわりも明日は朝から友達とネズミーランドに行くっていうからもう寝てると思うし…」

しんのしけ「わかったゾ」

みさえ「寝る前に戸締りと火元の確認だけおねがーい…ふぁ…眠…じゃあおやすみー」

しんのすけ「おやすみ母ちゃん」

あい「おやすみなさいませ」


あい「へくちっ!」

外に出て湯冷めしたのか、くしゃみをするあいちゃん

しんのすけ「冷えちゃったね、ごめん…」

あい「大丈夫ですわ。部屋を暖かくして待っていますわね」

しんのすけ「あ!まって!」

あいちゃんの手を引いて耳元で囁く

しんのすけ「あのさ…一緒にお風呂はいる?//」



あいちゃんの顔が一気に赤くなる

あい「なななな…!!//だっ、だめですわ!恥ずかしい!へっ、部屋に戻っていますね!///」

しんのすけ「ちぇっ」

結局一人で風呂に入った。

あい「しんさま急にあんな事言い出すなんて…びっくりしましたわまったく!」

まんざらでもないあいちゃん。 



この後は普通に寝た。

しんのすけ「おやすみあいちゃん」

あい「しんさま、おやすみなさい」



しんのすけ(明日はかすかべ防衛隊の皆に会いに行くゾ…)

そして早朝…
なんだか一階が騒がしい


しんのすけ「なんか…うるさい…」

隣で寝ているはずのあいちゃんがいない。

「あれ…?」

眠い目をこすり一階に降りる

ひまわり「あーん!髪まとまんないし!化粧も終わらないー!!」

みさえ「ちょっと!あと10分で友達来ちゃうわよ!」

ひまわり「わかってるー!でもこんなんじゃ外出られないよぉ」

ひろし「お前ら…朝ぐらい静かにできないのかよ…うっぷ…!」

トイレに駆け込むひろし。どうやら二日酔のようだ。

しんのすけ「なんだこの家…」

あい「ひまわりちゃん、髪は私にまかせて、お化粧続けて?」

ひまわり「えっ、いいんですか?!じゃあお願いします~!!」

あい「すぐ終わりますわ」

そう言ってひまわりの髪を編み込み始めた。

あい「まとまらないなら、癖がついてるところを編み込んでしまいますわね。」

あっという間に終わった。
仕上げと言ってあいちゃんの綺麗なヘアピンを付けてくれた。

ひまわり「えーっ!すごいかわいい!!あいさんすごい!!帰ったらこのやり方教えて下さい!!」

みさえ「あら!ほんと!美容師さんみたい!」



…………ピンポーン…

ひまわりの友達が来たようだ

ひまわり「あっ!もう行くね!あいさんありがと!」

ドタドタドタ…

しんのすけ「あっ!ひまわり!」

ひまわり「急いでるのっ!!」

しんのすけ「お年玉」

ひまわり「えっ!お兄ちゃん大好きー!…でもなんでこの袋…」

しんのすけ「いいのが無くて…ってか行かなくていいの?」

ひまわり「きゃー!!今行く!お土産買ってくるから!じゃ!」

バダン!!!

急に静かになる家。






ひろし「うっおええぇぇぇっ」




みさえ「ちょっとぉ~あなた大丈夫?」

ひろし「…おれ今日はトイレと友達だわ…とりあえず寝る…」

訳のわからないことを話すひろし。

しんのすけ「父ちゃんほんと酒弱くなっちゃったな…白髪も増えたし…」

みさえ「そうねぇ…私の引き締まってた体も少しだけたるんできたわぁ…」

しんのすけ・あい((えっ?))

あい「わ、私、朝食の準備の途中でしたわ!」

しんのすけ「…!そういえば朝ご飯あいちゃんが作ってるの?」

みさえ「それなのー!もうすぐ出来上がるみたいよー」

「それにあいちゃんのお家から高級ホテルのパンと、松坂牛届いたの!」ボソッ


しんのすけ「さ、さすがあいちゃんだゾ…でもこんな時間に宅配便くるの?」

みさえ「黒磯さんが直接来てくれたわ…」


しんのすけ「お…おぉ…(黒磯さん安む暇ないゾ…)」



朝ごはんも食べ終わり、出掛ける準備も整った。

しんのすけ「じゃ、そろそろ行ってくるゾ!」

みさえ「いってらっしゃい。帰りにピーマンと玉ねぎだけ買ってきて~」

しんのすけ「げっ…ピーマン…」





あい「では、行きましょうか!」

しんのすけ「まずは風間くんに会いに行くゾ!!」


あい「風間くんは春我部に住んでいるんですよね?」

しんのすけ「うん。風間くんのお父さんって海外に単身赴任してるし、お母さん1人にできないって…」

あい「まぁ…そうでしたの!頭の良いただのロリコンだとばっかり…」

しんのすけ(あいちゃんってたまに毒舌だゾ…でも言ってる事は間違ってないんだよなぁ)

あい「この道、なんだか懐かしいですわ…」

しんのすけ「何だか子供に戻った気分だゾ…!」


風間くんのマンションの前に着いた

しんのすけ「着いたら電話してって言われてたんだ」

----プルルルルル----プル

風間「もしもし」

しんのすけ「あっ、トオルちゃん?いい子にしてたかしら~ん」

風間「しんのすけ!ママの真似は辞めろって何回言えば…!!」

しんのすけ「ママって言った…」

風間「っ////そんなことより着いたのかよ?!」

しんのすけ「着いたゾ!マンションの前にいるゾ!手振ってる!」

外に目を向ける風間

風間「え…しんのすけ、隣にいるのって…あいちゃん??」

しんのすけ「そうだゾ?」

風間「なんでお前と一緒にいるんだよ!」

しんのすけ「まーまー、詳しい事は直接話すゾ!早く降りて来て!」

風間「あぁ…うん。すぐ行く!」



しんのすけ「風間くん!久しぶり!!」

風間「久しぶり!あいちゃんも…久しぶり…///(わ…すごくきれいになったな…//)」

あい「風間くん。お久しぶりです。」

風間「(わ~っ!お人形さんみたいだぁ//)どっ、どうしてあいちゃんが?」

しんのすけ「実はオラたち、遂に結ばれまして…」

風間「はぁ?」


…………
……



風間「そういう事だったのかー!!それにしたって、あいちゃんは本当に一途だね…しんのすけが羨ましいよ」

あい「しんさまほど素敵な男性いませんもの」

しんのすか「いやぁ~照れるゾ//」

風間「次はボーちゃんとの待ち合わせ場所に行くんだよな!」

しんのすけ「あっ!そうだゾ!ぼーちゃん、川原て研究用の石拾ってるって!」

あい「もう12時前…そろそろ行かないと遅れてしまいますわね」




あい「あっ!この公園!懐かしいですわ…!」

風間「この公園でいつも遊んでたもんな。」

しんのすけ「ここであいちゃん家のおままごとセットでリアルおままごとしたゾ」

風間「あーっ!それ懐かしい!衣装まで用意されてたよね…」

あい「懐かしいですわね、でもこの公園がもう少し広ければもっと大きなセットが作れたんですの。あれは小さかったの…」

風間「そっ、そうなんだ…」

しんのすけ(性格とかは十分知ってるけど…オラあいちゃんと付き合っていけるのかな…はは)

風間「着いたのはいいけど…」

あい「どこでしょうか…」

しんのすけ「んーこっち!」

1人でその方向に歩くしんのすけ。

風間「根拠も無いのに…仕方ないなぁ…」

あい「野生の勘でしょうか…しんさま…素敵///」

しんのすけを見つめうっとりするあいちゃん。

風間(あいちゃんも変わってるな…)

2~3分程歩くと、前方に見覚えのある姿が見えた。

しんのすけ「おっ!ボーちゃん!!!」

風間「おいおいマジかよ…」

あい「しんさま流石ですわ///」


ボー「あ…みんな…」

風間「ボーちゃん久しぶり!…でも無いか…よく駅で会うもんね」

ボー「みんな、あけまして、おめでとう。しんちゃんあいちゃん久しぶり」

あい「お久しぶりですわ。院に行かれるんですってね。凄いですわ」

しんのすけ「ボーちゃん!会いたかったゾ!!」

しんのすけはボーちゃんを抱きしめた。

ボー「しんちゃん、変わってない…嬉しい//」

「そういえば、しんちゃんとあいちゃん、付き合ってるの?」 

しんのすけ「え!なんで分かったの?!」

ボー「そろそろ2人は、付き合うって、前から思ってた」

しんのすけ「ボーちゃん、よくわからないけどすごいゾ…」

風間「じゃあ、そろそろ行こうか」

しんのすけ「やっとマサオくん達に会えるゾ!」

………



マサオくんとネネちゃんの住むアパートに行く途中、見覚えのある三人組がいた…

しんのすけ「あ、あれって…師匠ーーー!!」

竜子「あ?」

マリー「なんかこっちに手振ってせん?」

お銀「ほんとだ…なんか見たことあるような人達だな…」


しんのすけ「師匠!シカトは良くないゾ!」

竜子「あの…人違いじゃ…」

お銀「いや、リーダーこいつ、あたしら高校生の時よく絡まれてたじゃがいも小僧じゃ…」

竜子「はぁ?まさか…」

しんのすけ「お銀さんの言う通りだゾ」

竜子「まじかよ??!!でも確かにあの眉毛はじゃがいも小僧だ…」

竜子「へー。じゃがいも小僧も人の子なんだな。結構男前になったじゃねぇか!」

しんのすけ「失礼な!オラは5歳の時からすでに男前だゾ」

あい「そうですわ。あのときからずっと素敵な方でしたわ!」

竜子・お銀・マリー
(((あ、あの子、お金持ちの変わった子だ)))

風間「でも本当にお久しぶりですね!マリーさんとお銀さんはお子さんもいらっしゃるんですね!」

マリー「あ、あぁ…あたしとお銀は結婚してな、ホラ、お前ら、挨拶は?」

子マリー「こんにちは!」
子お銀「…こ…ちは…」

お銀「家の子は人見知りでよぉ…悪いな」

ボー「でも、可愛い」

風間「本当だぁ…///お名前何て言うの?//」

竜子「ちょっとまってくれ、じゃがいも小僧と、金持ちの子とボーちゃんは分かる。お前誰だっけ?」

しんのすけ「あらトオルちゃん忘れられちゃってかわいそうねぇん」

風間「黙れしんのすけ!僕の事覚えてないんですが?!竜子さんとは一緒に本まで買いに行ったのに…」

竜子「本…?……あぁ!思い出した!魔女っ子マ…いや何でもない」

しんのすけ「魔女っ子…なに師匠??」ニヤニヤ

マリー「リーダー」ニヤニヤ

お銀「そういえば、リーダーって」ニヤニヤ

ボー「ボッ…」ニヤニヤ

あい(趣味が合う二人でしたのね)ニヤニヤ

竜子「お、お前らニヤニヤすんじゃねー!!////」

風間(僕としたことが…墓穴掘った…)

風間「そそそそそういえば、竜子さんはまだ結婚してないんですね!!」

竜子「あ゙?!あ、あぁ…あたいはまだいいんだよ…///」

あい「何かありそうですわね」

マリー「リーダー、この際言っちゃえば?じゃがいも小僧とは無関係でも無いんだし」

お銀「そうそう。実はな、リーダーはあのむさ」
竜子「武蔵野さんの事はいうなーーーーーーっ!!!!//////」


竜子「あ…」


……………
………


しんのすけ「えーっ!先生と付き合ってるのーっ!!?」

風間「武蔵野剣太先生って、しんのすけの剣道の先生だよな?」

ボー「僕たちも、少し、習った」

マリー「リーダーって武蔵野さんの事ずっと好きだったろ?去年な、やっと告白したんだよ!」

竜子「////////」

お銀「武蔵野さんも最近道場が上手くいってるみたいでさ、四月に結婚すんだよ!」

竜子「この話はやめだーーーっ!!!終わり終わり!!!/////」

しんのすけ「えーいいじゃん師匠ーもっと聞きたいゾ!」

あい「あっ、でもそろそろ行きませんと時間が…」

風間「本当だ…行くぞしんのすけ」

ボー「今度、ちゃんと聞かせて下さい」

竜子「お前らに話す事なんかねぇんだよ!じゃあな!/////」

竜子は一人でその場を後にした。

マリー「リーダー言い過ぎ」

お銀「はは…まぁ皆もリーダーの性格分かってるっしょ?許してやってくれ」

「じゃあな」とお銀達も竜子の後を追った。

風間「にしたってさ、あの二人がまさか今になって付き合うなんてビックリだよね」

ボー「僕は、こうなると思ってた」


…………
……



風間「あれ、マサオくんのアパートってどっちだっけ…」

ボー「僕、最後に行ったの結構前だから、覚えてない」

しんのすけ「んもー、皆ちゃんと覚えてなきゃダメだゾ!こっちだゾ!」

あい「ところで、何号室ですの?」

しんのすけ「分からない!でも外から呼べば大丈夫!」

風間「えっ、近所迷惑に
しんのすけ「マーサーオーくん!!」

風間「恥ずかしいからやめろよ…」

しんのすけ「マーサーオーくん!!」

「マーサーオーくん!!!!」

すると何故か後ろから声がした


マサオ「しんちゃん…」



一同「「「「え、なんで?」」」」

マサオ「んもー!みんな僕の家覚えてないの?!僕の家は向かい側だよ!!」

しんのすけ「そうだっけ?」

マサオ「しんちゃんは子供の頃から僕の家間違うからなんとなく分かるけど…みんなひどいよぉ~…」

風間「ま、まぁ人は誰しも間違いを犯すからね!それよりネネちゃんは家で待ってるの?」

マサオ「あっ、それなんだけど…実は…いないんだ…」

……………

しんのすけ「まさか、離婚したのか?」

風間「本当かい?!」

ボー「大丈夫、みんな、味方」

あい「そうですの…話は聞きますわ…」

マサオ「ちょっとぉ~!離婚じゃないよ!!…でも、聞いて欲しいんだ。とりあえず家に入ってよ…」

マサオ「片付けの途中なんだけど…適当に避けて座ってよ、お茶いれてくるね」

リビングに入ると物が散乱していた。

風間「そういう事か…」

あい「まぁ!ずいぶん派手にケンカいたしましたのね」

ボー「僕の予想だと、全部ネネちゃんが物を投げた」




しんのすけ「マサオくんお茶まだ?」


マサオがお茶とお煎餅を持ってきた。

しんのすけ「え~お煎餅しかないの?」

風間「贅沢言うなよ!マサオくん家だろ?」

ボー「僕、甘いものの気分だった」

あい「…たまには、いいですわね…はぁ…」

マサオ「もー!みんなして何だよ!」

しんのすけ「まぁまぁ、とりあえず話してよ」ボリッボリボリボリ

マサオ「あ…うん。皆の言う通り、ケンカしちゃったんだ」


ボリボリボリボリボリボリ

「その理由はね、テレビのチャンネル争いなんだけどね」

ボリボリボリボリボリボリボリボリ

「僕はお笑い見たいって言ったんだけど、ネネちゃんは箱根駅伝見るって聞かないんだ…」

ボリボリボリボリボリボリ

「それでね、渋々箱根駅伝にしたんだけどさ、ネネちゃんてば順位がどうこうとか駅伝を楽しんでる感じじゃないんだ」

ボリボリボリボリボリボリボリボリ

「…っ…なんかね、走ってる男の子達を見てずっとカッコいいカッコいい言ってるからさ…」

ボリボリボリボリボリボリボリ

「僕ついイラっとしちゃって」

ボリボリボリボリボリボリ

「んもー!!みんなでお煎餅に夢中になってない?!話聞いてる?!」

しんのすけ「んあぁ…ボリボリ…大丈夫…」

風間「ボリボリ…続けて…ボリボリ」

マサオ「う、うん…それでさ、イラっとしたからつい…」


マサオ『もー。僕の方がかっこいいのに。ネネちゃん目がおかしいよ』

ネネ『はぁ?今時のオニギリはそんなこと言うの?』

マサオ『子供の前でオニギリっていうなよ!真似するだろ!』

ネネ『いやー、オニギリさんは怖いでちゅねー、ののちゃーん(二人の子供)』

マサオ『僕の話を聞けー!!』



「とまぁ、そこから日頃の愚痴の言い合いになっちゃってさ…出ていっちゃったんだ…皆が来る五分前くらいに…」

風間「すごいタイミングだな…」


マサオ「はぁ…どうしよう…僕は明日から仕事だからさ、明日になったらなかなか構ってられないから今日中に仲直りしたいんだ。

朝ののちゃんに行ってらっしゃい言ってもらわないと…

僕…働けないんだよおおおお」


ボー「なんか…またかって、感じ」

しんのすけ「二人とも相変わらずだゾ」

風間「とにかくネネちゃんがいなきゃ始まらないよな…」

あい「マサオ、ネネちゃんはどこにいるか分かりますの?」

マサオ「うーん…多分サトーココノカドーに行ったと思う。いつもそうなんだ。」

あい「ではサトーココノカドーへ行きましょう!」

しんのすけ「お煎餅食べてからねボリボリボリボリボリボリ」

風間「あっそうだね」

ボリボリボリボリボリボリ



マサオ「………」


~その頃、野原家~

ひろし「んが…あれ…しんのすけは…?ひまわりも…あいちゃんもいねぇ…」

「みさえーっ!みさえーっ!」

みさえ「もー何よー!起きたの?」

ひろし「しんのすけたちはどこに行った…」

みさえ「あなたが寝てる間にみんな出掛けたわよ」

ひろし「えっ」

みさえ「体調よくなったなら起きなさい。もう昼過ぎよ!」

ひろし「あぁ…なぁみさえ」

みさえ「今度はなに?」

ひろし「昼飯まだか?まだなら久々に二人で食いに行こうぜ」

みさえ「あら珍しい!まだ酔ってるの?」

ひろし「ちげーよ!最近バタバタしてたからな、たまには連れてってやらないとお前機嫌悪くなるし…」

みさえ「あなた…ありがとう」

ちゅっ

ひろし「~~~~!みさえーっ!」

がばっ!!

みさえに勢いよく抱きつくひろし

ひろし「んーちゅっ!んーちゅっ!みさえー!お前は世界一、いや宇宙一の妻だーっ!」

みさえ「やだもー離しなさいって…」

ひろし「いや、俺はもう離さないぞ!みさえー!」




みさえ「離しなさい」

ひろし「はい」



風間「さて…着いたけど、ネネちゃん探すの結構大変だよ」

あい「マサオ、ネネちゃんはよくどこの売り場に行くの?」

マサオ「うーん…地下一階の食料品売り場で試食してるか…あとは三階の子供服売り場かな…」

しんのすけ「じゃあまずは地下一階で試食に行くゾ!」

ボー「なにが、食べられるかな// 」


マサオ「試食じゃなくてネネちゃんとののちゃんを探しに行くの!」

~地下一階~

ボー「すごい、人」

風間「今日まで三が日だもんな…前に進むのも大変だよ…」

しんのすけ「これじゃあはぐれちゃうゾ…あいちゃん、ほい」

そう言うとしんのすけはあいちゃんの手を握る

あい「しんさま…///」

しんのすけ「みんなには見えないから恥ずかしがらなくていいゾ」

あい(ドキドキが止まりませんわ…/////)



マサオ「あー!人多すぎて人探しどころじゃないよ!!」

しんのすけ「ほんと…モグモグ困っちゃうよね~モグモグ」

ボー「モグモグ…ボッ…」

風間「あっこの生ハム美味しいですね~!」

あい「こちらのワインと合いますわね」

マサオ「僕みんなのこと信用していいのかな…」

しんのすけ「あっ!あれ!パン屋さんの方にいるのネネちゃんじゃない?!」

マサオ「あ!ほんとうだ!ネネちゃ…うわあっ!!」

ドンっ!!

マサオくんは他のお客さんにぶつかってしまった。

?「…ってーな…なんだこのオニギリ野郎!!」

マサオ「ひいいぃぃい!ごめんなさいいぃぃいい!!!」

?「まぁまぁ、竜子さんよさないか…」

しんのすけ「師匠!」


?「あ?あれ?!じゃがいも小僧じゃねえか!」

?「しんのすけ君かい?!」

しんのすけ「師匠に先生!おデート中だったのか!!」


武蔵野「久しぶりだねぇしんのすけ君!それにみんな…今日は一体どうしたんだい?」

しんのすけ「それが…」

風間「ここだと通行のじゃまなので、人気の無いところに移動しましょう!」



………
……



風間「という事なんです…」

マサオ「お願いです!僕のネネちゃんを…ネネちゃんを…」

武蔵野「そういう事ならてつだわない訳にはいかない!なぁ竜子さん!」

竜子「あ…あ、そうですね武蔵野さん!///」



武蔵野「じゃあ子供服売り場に行こう!」

あい「今度は見つかると良いですわ」

マサオ「うぅ~あぅ~」

しんのすけ「マサオくん大丈夫。もしもの時は女の子紹介できるから」

マサオ「んも~やめてよ~」

風間「僕のゼミの子も紹介できるよ」

マサオ「…うん…//」


~子供服売り場~

風間「わぁ!今時の子供服って、すごくかわいいね!!//」

あい(やっぱりロリコンですわ)

竜子「地下一階よりは人少ないけど…ちょっとやそっとじゃ見つかりそうもねぇな」

武蔵野「別れて探そうか。僕たちはあっちの方見てくるよ」

しんのすけ「じゃーあいちゃん一緒にあっち行こう」

風間「じゃあ僕たちはあっち」


………
……


数分後

マサオ「ど、どうだった?」

あい「だめですわ…」

竜子「こっちもだ」

ボー「おもちゃ売り場も、いない」

マサオ「あ~ん!もうどうしよおおおお」

しんのすけ「ちょっと疲れたから休みたいゾ…小腹空いたし」

風間「あっ、じゃあ屋上の売店行かない?!知り合いの子がバイトしてるんだ!」

しんのすけ「あの売店のソフトクリーム美味しいよねぇ~よし!行くゾ!」


ぞろぞろとエスカレーターへ向かう一行

マサオ「待ってよぉ~」

そして屋上に着いた。

その瞬間

しんのすけ「あっネネちゃんいた」

風間「…マジか…」

あい「これは修羅場になりそうですわね」

武蔵野「(これは面倒になるパターンだ…)じゃっ、じゃあ!ネネちゃんも見つかったし、僕たちはこのへんで!」

竜子「よかったな!またな!」

ボー(僕も逃げたい)




マサオ「嘘だ……」

屋上の入り口。真正面の奥にベンチがある。

そこにネネちゃんは座ってた。

マサオ「嘘だ…なんで…」

あい「さわやかな男性が一緒ですわね」

風間「しかも楽しそうに会話してる…」

しんのすけ「こ、これって、まさか!」

ボー「……不倫…」ボソッ

ネネちゃんの隣にはさわやかなイケメンが座っていて、二人で会話を楽しんでいた。
心なしかネネちゃんの顔も赤い。

マサオ「はは…ぼく…帰るね」


風間「それはだめだよ!ちゃんと確かめなきゃ!」

あい「そうですわ!まだ不倫と確定していませんわ!」

マサオ「だってぇ~だってぇ~僕確める勇気ないよぉ~」

ボー「それなら、大丈夫、しんちゃんが…」

前方を指差すボーちゃん

その先にはネネちゃんと話すしんのすけの姿があった。

風間「………」

あい「まぁ」

マサオ「ああああああああ!!!しんちゃんだええええ!!!ああああああああふじこ」

マサオは無我夢中でベンチまで走りだした

風間「あー……」

ボー「ボ…」

あい「言葉が出ませんわね」



風間「おっ、ついにマサオくんの反撃開始か?!」

あい「子供も来ましたわ。ののちゃんと、お友達かしら…」

ボー「すごい言い合いになってる…」

風間「あっネネちゃんの平手打ち」

あい「しんさまったら、ちゃんとののちゃん達に目隠ししてあげていますわ///」

ボー「子供に暴力見せちゃだめ」

あい「ネネちゃん…どうやらマサオくんに対する怒りは収まったようね」

風間「でも変だな…マサオくん以外はみんな笑ってるぞ」

ボー「こっち、来た」


ネネ「みんなーっ久しぶりー♪」

風間「やっ、やあ!」

あい「お久しぶりです」

ボー「ネネちゃん、仲直りした?」

ネネ「あはは!いやーうちのオニギリがご迷惑おかけしまして…」

しんのすけ「マサオくんたらせっかくオラが確めてあげてたのに、早とちりするから…」

マサオ「うっ…う…」

ネネ「いつまでも泣くなオニギリ!ふやけてお粥になるよっ!」

しんのすけ・風間・あい・ボー
((((うわぁ…きっつ…))))


風間「と、ところでさ、そちらの男性は?」

ネネ「あぁ、河村くんよ!」


風間「河村……?…もしかして!チータ?!」

あい「豹柄の人ね」

ボー「ずいぶん、雰囲気変わった」

チータ「お前ら、久しぶりだな!」

ネネ「河村くん雰囲気変わったわよね!あたし最初分からなかったもの!」

チータ「はは…まぁ俺も親父になったしな」

あい「じゃあ隣の子は…」

チータ「あぁ!俺の子だ!」

風間「へぇ…!昔のチータそっくりじゃないか!!」

しんのすけ「性格も似てるゾ! 」

子チータ「うるせー!眉毛!」

しんのすけ「なにー!オラ怒るぞ!」

子チータ「へへん!こっち来てみろ! 」

しんのすけ「まてーっ!」

のの「ののも!ののもー!!」

しんのすけと子供たちは走って遊びに行ってしまった。

チータ「しんのすけ本当に昔から変わんねーな…お前らも…最近どうだ?」

風間「僕としんのすけは4月から社会人だよ」

ボー「僕は、大学院生になる」

あい「わたしくしも、風間くん達と同じく4月から社会人ですわ。あとしんさまとお付き合いする事にもなりましたの///」

チータ「それまじかよ?!!本当にずっとしんのすけの事好きだったんだな…すげぇよ」

ネネ「えーっ!いつの間に!」

マサオ「ひっく…ズズ…(うらやましい…)」

あい「えへへ///しんさまが皆さまにお伝えしたいからって、春我部にお招きしてくださったの///」

チータ「へー…なんかみんなそれぞれ頑張ってんだな。」

風間「チータこそ、最近どうなんだい?」

チータ「あ?俺か?俺は高校卒業してすぐ結婚したんだ。まぁ…いわゆる出来婚なんだけどよ。

んで今は俺と嫁と子供で越谷に住んでる。高卒だけど、仕事もそれなりに頑張って、今じゃ結構頼りにされてるんだぜ!」

ボー「すごい」

ネネ「本当!その話しをさっきまでしてたのよ!うちのオニギリももちょっと頑張ってほしいわ!」

マサオ「ごめんなさいいいい」

チータ「まぁまぁ、本当にマサオの前ではきっつい性格してんだな」

ネネ「ちょっとお!やめなさいよー!///」

チータ「いやこいつさ、マサオの前だと別にそんなにムカついてないけど怒ったり、言い過ぎちゃうんだって、俺に相談してきたんだよ」

「いつも自己嫌悪になっちまうんだとよ」

マサオ「ネネちゃん…そうなの…?」

ネネ「んもー!何で言っちゃうのよ!////」

チータ「いいじゃねえか。これが一番早い解決法だよ」


「じゃ、俺そろそろ行くわ!また会おうぜ」

風間「あぁ!またな!」

あい「ごきげんよう」

チータは子供を連れて帰っていった。

しんのすけがののちゃんを連れて戻ってきた。

しんのすけ「どう?仲直りできた?」

マサオ「えへへ…ネネちゃんはやっぱり可愛い性格してるよ…へへ//」

風間「でも、もう少し素直になった方がいいんじゃないか?」

あい「そうですわ!」

マサオ「いや、いいんだ。そのままで。無理しなくていいよ」

「今は僕の為に何か頑張るより、お腹の赤ちゃんの為に頑張ってほしい。

子供達はいずれ自立するだろ?そしたら僕の為に頑張ってほしいな。

まぁ、僕は今のネネちゃんも大好きなんだけどね…」

ネネ「マサオ…」

ボー「マサオくん、語るね」

しんのすけ「マサオくん、男前~///」

仲直りもできた。
ソフトクリームを食べながら、思い出話で盛り上がった。

どうやら風間くんは売店の女の子が好きみたいで、今頑張ってるところらしい。
本当曰くもうちょっとでいける!だそうだ。

のの「ママ、パパ、おなかすいた」

ネネ「あら、ずいぶん話込んじゃったわ」

あい「もう夕方ですわ…」

風間「じゃあ、お開きか」

しんのすけ「また集まろ!」

ボー「最後に、あれ…」

マサオ「あ!僕も考えてた!!」

しんのすけ「もちろんやるゾ!あいちゃんも分かるよね?」

あい「もちろんですわ!」

しんのすけ「せーの」




「かすかべ防衛隊!!」

「「「「「「ファイヤー!!」」」」」」



風間「ボーちゃん、途中まで一緒帰ろう」

ボー「うん」

ネネ「今度はちゃんと家にいるから、また皆で来てちょうだい!」

マサオ「今日はありがとう。やっぱり、かすかべ防衛隊のみんなが一番だね!」

しんのすけ「当たり前だゾ!じゃ!またね~」

あい「また、会いましょう」

皆で子供のように手を振りながら帰っていった。



しんのすけとあいは、みさえに頼まれた買い物をするためサトーココノカドーに戻った。

しんのすけ「ピーマンなんか買いたくないなー」

あい「しんさま、ピーマン食べられるようになったのでは?」

しんのすけ「食べられるけど…出来るなら一生食べたくない」

……………
……



しんのすけ「あっ、お肉屋さんにも寄らなきゃ!」

商店街を歩いていると、しんのすけを呼ぶ声が聞こえた。

「~~~~ちゃん!兄ちゃん!」

しんのすけ「ん?ひまわり!」

ひまわり「えへへ…ただいま!」

ひまわりは両手にいっぱいのお土産を持っていた 。

しんのすけ「今帰ってきたのか?」

ひまわり「そうだよ、あとね、ほら!」

ひまわりが後ろを向く。
その目線の先には、仲良く腕を組んで歩く夫婦がいた。

ひろし「おっ!みんな揃って、奇遇だな~」

みさえ「ほんとねぇ」

しんのすけ「おお!父ちゃん母ちゃん!」

あい「お出かけしましたの?」

ひろし「あぁ、たまにはな」

みさえ「ソラマチ行ってきたの!お昼ご飯食べて~…バッグ買ってもらっちゃった♪」

ひまわり「えっ!いいなー!あたしにも買ってよー!!」

ひろし「…んぉ………コロッケか?!コロッケならいくらでも買ってやるぞ?!ははははは」

足早に精肉店に向かうひろし

ひまわり「もー!違うよー!!」

ひろしの後を追うひまわり

しんのすけ「オラもーっ!」



……………
……


みさえ「まったく…いつまでも変わらないわね…」

あい「無邪気でいいですわ」

みさえ「あいちゃん…しんのすけが迷惑かけるけど、、よろしくね」

あい「お母様…もちろんですわ。しんさま、二人でいるときはとっても頼もしいんです」

みさえ「あら!しんのすけも良いとこあるじゃない…知らない間に成長したのね…」

それから皆で家に帰って、母ちゃんとあいちゃんが夕飯を作ってくれた。

夕飯を食べながら皆で今日あったことを話した。笑いが絶えない食卓だった。


…………



ひまわり「兄ちゃん、あいさん、これ、お土産」

ひまわりが差し出したのはミキーとミッニーのペアストラップ

あい「まぁ!可愛いですわ///」

しんのすけ「おー!ひまわりありがとう!」

ひまわり「あとあいさん、ヘアピン、ありがとうございました」

あい「ひまわりちゃんに差し上げますわ」

ひまわり「え…でも…」

あい「私より、ひまわりちゃんの方が似合っていましたもの。似合う人がつけるべきです。お土産のお返しということで、ね」

ひまわり「あいさん…ありがとうございます(あいさんって、本当にすてきな人…)」



お風呂にも入り、部屋に戻って明日の帰り支度をしていた。


しんのすけ「うーん」

あい「どうしました?」

しんのすけ「あいちゃん…」

あい「なん…ん!」

あいが振り向いた瞬間、しんのすけはキスをした

しんのすけ(あいちゃんの唇…ふわふわ…)

あい「ん…しん…さ…ま」

しんのすけはそのまま舌を絡め、あいちゃんを優しく押し倒した

あい「あ…ん…」


しんのすけ「今日はここまでね」

あい「ふぇ…」

あいちゃんは目をとろんとさせていた。

しんのすけ「ここじゃ、声出せないしね」

あい「や…!しんさま/////!!」

あいちゃんの顔が一気に赤くなる

しんのすけ(か、かわいい…)

思わずあいちゃんを抱き締めた

ぎゅぅ…

耳元で囁いた

「あいちゃん、だいすき」


~そして翌朝~

ひろし「じゃ、会社行ってくるわ!しんのすけ、あいちゃん、また二人で来いよ!」

しんのすけ「また来るゾ、父ちゃん行ってらっしゃい」

あい「お世話になりました。ありがとうございます」


みさえ「ほら、あんたたちもご飯食べちゃわないと…」

しんのすけ「お!あんまりゆっくりしていられないゾ」

あい「そうですわね」



みさえ「あら、ひまわり元気ないじゃない、どうかした?」

ひまわり「いや…別に」

しんのすけ「じゃー母ちゃん!行ってくる!」

みさえ「あーはいはい、気をつけて帰るのよ!あいちゃん、食事の準備とか手伝ってくれてありがとうね」

あい「いえ、ほんの少しですわ」

みさえ「そんなことないわ、とっても助かっちゃった」

あい「それなら良かったですわ」

しんのすけ「あれ、ひまは?」

みさえ「わかんなーい。なんか元気無いのよね」

トン、トン、トン

階段を降りる足音。ひまわりだ。

ひまわり「兄ちゃん…」

みさえ「あれ?ひまわり、コートとマフラーして…出掛けるの?」

ひまわり「違う」

「駅まで行く。兄ちゃんたちと」

しんのすけ「お見送りしてくれるのか!ひま優しいな!」

あい「嬉しいですわ」

みさえ「そ、気をつけて行ってくるのよ」

しんのすけ「じゃ、いってきまーす!」

あい「おじゃましました」

バタン



みさえ「あーあ、寂しくなっちゃうなぁ…」

駅までの道中はあまり会話が無かった。

寒いねとか、雪降りそうだねとか、そんなことしか話さなかった。

そうこうしている内に駅に着いた。


しんのすけ「ひま、わざわざありがとう」

ひまわり「うん」

あい「今度は私の家に遊びに来てください」

ひまわり「はい」



しんのすけ「じゃあ、電車来るから、またな」

あいちゃんは軽くお辞儀をした。



ひまわり「兄ちゃん!!」

しんのすけ「うおっ!なんだひまわり」

ひまわり「…あいさんのこと、泣かせたら怒るから」

しんのすけ「なんだ…分かってるよ」

しんのすけはひまわりの頭を撫でた

しんのすけ「じゃあな」

…………
……


ひまわり「兄ちゃん…」



しんのすけ「ひまのやつ、あいちゃんに嫉妬してたな」

あい「ふふ…お兄ちゃんは何でもお見通しですわね…」

しんのすけ「メールしてやろ…携帯…携帯…」

鞄の中を漁る
ガサガサ…カサッ…

しんのすけ「ん?」

封筒が入っていた

『給料袋』

しんのすけ「え…?あ、ののちゃんのお年玉あげるの忘れたゾ…」


あい「バタバタしてましたからね…仕方ないですわ…」

しんのすけ「まー今度でいっか」

あい「またすぐに会いに行きましょう」

しんのすけ「そだね」

…………
……


あい「もう新宿ですわ…では、しんさまここで…」

しんのすけ「いや、送るよ」


あい「…じゃあ、駅までお願いしますわ。家までは黒磯に頼んであるの」

しんのすけ「わかった」


----~まもなく、急行小田原行きが…-----

しんのすけ「あっ!あいちゃん走って!」


プシュー…


あい「はぁ…なんとか、間に合いましたわ…」

しんのすけ「ふぅ…ギリギリだったゾ…」

あい「…なんだか、年明けから充実してましたわ…」

しんのすけ「ん?確かにね~」

あい「しんさまと、こうしていられるのはとても幸せです」

「久しぶりに春我部のみんなとも会えて、本当に良かった」

「私、とっても幸せ者ですわ」

しんのすけ「…あいちゃん…」

「まぁ、オラ…俺と一緒にいれば、毎日楽しいと思うよ」

あい「しんさま…//」

しんのすけ「…あいちゃん、しんさまって呼ばれるの…恥ずかしい…///」

あい「まぁ、じゃあ何とお呼びすれば?」

しんのすけ「えぇ…うーん…しんのすけで良いんじゃないかな?」

あい「わかりました!しんさま!頑張ってしんのすけって呼びます!」

しんのすけ(もうしんさまって言った…)



-----次はー成城学園前ー成城学園前ー-----


しんのすけ「もう着いちゃったね」

あい「早いですわね…」

しんのすけ「改札口まで行くよ」

………
……


あい「じゃあ、本当にありがとうございました」

しんのすけ「どういたしまして」

あい「あっ、まつ毛にホコリが付いてますわ!ちょっと目をつむって?」

しんのすけ「ん…ありがと」



ちゅっ



しんのすけ「あ…あいちゃん、こんな所で…」

あい「ふふっ…続きはまた今度ですわ///しんさま、またね」

そう言って黒磯さんの車まで走っていった

しんのすけ(しんさまって言った…)



しんのすけ(まぁ、いっか…)

(早く帰ってバイトの準備しよ!)



~車内~

黒磯「お嬢様はこの時間の急行で帰るはず…そろそろ来てもいいのだが…」

(あっ!お嬢様…と、しんのすけくん…お嬢様をここまで見送ってくれたのですね…)

(んんんんん!?!?!い、今…お嬢様が…ききききききききキスを?!?!?!)

(あああああああああああああ!!いやいやお嬢様ももう大人だ…落ち着け!落ち着け!)

(お嬢様キター!おおおおおあああ!!)

「お、お帰りなさいませおじょしょ嬢様」

あい「黒磯なんか変ね?どうかした?」

黒磯「いえっ!キスはなに味だったのかと!!!」

(…あ…………)

あい「黒磯…」ゴゴゴゴゴ




終わり

あいちゃん.jpg


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風間くんの甘酸っぱい子守。 [恋愛]





僕の名前は風間トオル。
ふたつ橋大学在学、テニスサークルに入ってる。
幼い頃から勉学に力を入れていた僕だけど、中でも英語には自信がある。

将来は父の様な、世界に出て仕事をこなす人になることかな。



風間「えっ、親戚の子の子守り?」

母「そうなの。どうしても面倒見る人がいなくてね…トオルちゃんしか頼れないのよ…」

風間「そっか…でもその日なら予定も特に無いし、大丈夫だよ」

母「本当?じゃあそう伝えておくわ。まぁ18時くらいまでだから、よろしくね」

風間「任せてよ、ママ」

どうやら遠い親戚のおじさんが亡くなったらしい。僕はあまり面識が無いので、葬儀には出なくても大丈夫だそうだ。

しかし、その親戚の家にはまだ2歳の小さな子がいる。
葬儀の当日はどうしても忙しいのでその日だけ面倒を見て欲しいそうだ。

~そして当日~

母「トオルちゃん!そろそろ出るわよ!」

風間「うん!今行く」

母「今日はお願いね。泣かしちゃだめよ」

風間「大丈夫だよ!中学生の時に職場体験で保育園に行ったことあるし、経験が無い訳じゃないからね」

少し長い前髪をかきあげながら自慢気に話す。

母「うーん…ま、トオルちゃんなら大丈夫ね」

風間「そういえば、その子の名前何て言うの?」

母「ユウキちゃん、だったかしら…ほら、昔ハガキが来てたじゃない」

風間「あ~あったあった!目が大きくてまん丸だった子だね」

母「よく覚えてるわね…記憶力が良いのね。流石だわ」

風間「あっ…う、うん!そうだね!ママ!!」

(どうしても小さい子は気になっちゃうんだよな…まぁ、ユウキちゃんって、男の子だな)

葬儀の会場も親戚の家。
僕もママと一緒に行って、ユウキちゃんを引き取る。

母「着いたわ」

玄関先にはすでに親戚の人が立って待っていた。

親戚のおばさん「風間さん、こんにちは!トオルくんも大きくなったわねぇ…」

風間「こんにちは、今日はしっかりとユウキくんの面倒を見させて頂きます」

おばさん「まぁ…頼もしいわ♪でも、男の子じゃなくて、ごめんなさい…ほら…」

「え?」と風間くんと母は首を傾げた

ユウキ「こんに…ちは…」

おばさんの陰からひょこっと顔を出した子がユウキ。
ハガキの写真通り、目は大きくてまん丸だ。

しかし、髪は長くツインテール。
可愛らしい水色のワンピースを着ていた。

おばさん「夕日の夕に、希望の希で、夕希よ。よろしくね。」

母「あらやだ、ごめんなさい…勘違いしてましたわ…」

風間「僕も…勝手に男の子と決め付けてしまいました…ごめんなさい」

おばさん「いいのよ!よくあるもの…ユウキなんて男の子の方が多い名前だし。ま!とにかく今日はよろしくね♪」

風間「はっ、はい!」

母「じゃあ、18時からここで皆で夕食も頂くから、それまでに帰ってくるのよ」

おばさん「お願いね~助かるわ~♪」

風間「夕希ちゃん、行こっか」

夕希「いや…」

おばさんの服をぎゅっと掴んで離さない。

おばさん「こら!ママはこれから忙しいの!今日はお兄ちゃんに遊んでもらうのよ?」

夕希「やぁの…」

おばさん「まいったわ…もぅ…」

風間「あっ、ちょっと待ってください!」

風間はポケットから一枚のカードを出した。

ュアプリのキラキラレアカードだ。

夕希「あっ!きゅあぷりぃー!」

風間「これあげるから、お兄ちゃんと遊ばない?」

夕希「うん!いーよ」

おばさん「いいの?高いんじゃない?」

母「あら、いつ買ったの?」

風間「い、いや!これ貰い物なんだ!今日もしかしたら使えるかなって思ってさ!」

おばさん「なんだか気を遣わせちゃったかしら…ありがとうね」

風間「いえ、そんな事は…」

母「トオルも考えててくれたのね、よかったわ」

風間「はは…じゃ、夕希ちゃん行こっか!」

(ロリコンって思われちゃうとこだった…このカード3枚持ってるからあげてもいいなんて言えない…)

夕希「ママまたねー!!」

………
……


風間「ふぅ…なんとかなりそうだな」

(それにしたって…可愛いなぁ…////昔好きだった魔法少女もえPのはづはづにちょっぴり雰囲気が似てるなぁ////)

風間「夕希ちゃん、キュアプリ好きなの?」

夕希「うん!しゅき~」

風間「どのキュアプリが一番好き?」

夕希「ぴーすきゅあぷり!」

そう言ってピースキュアプリの変身ポーズを真似て見せてくれた。

風間「すごい!上手だね~!」パチパチ

夕希「えへへ…///ゆーきは大きくなったらね、きゅあぷりになるんだよお!」

風間(うおおおおおおお////可愛いよ!可愛いすぎる!!!!///)

「そっ、そうだ、夕希ちゃんは今何歳?」

夕希「あした!あした3さい!」

風間「明日?!それはおめでたいね~…お兄ちゃんからプレゼントあげようか?」

夕希「ほんと?!やったぁ!お兄ちゃんやさしい!」

風間(あー本当に可愛い///明日は7月7日…七夕か。だから夕の字を名前に使ったのか…)

風間「えへへ…じゃあサトーココノカドーでも行こうか」

夕希「うん!いくー!」

「…お兄ちゃん…?」

風間「どうしたの?歩くの疲れた?」

夕希「お兄ちゃんはお手て、にぎってくれないの?」


ズキュゥゥゥウウウウン!

風間「あっ、ごめんね、忘れちゃってたね。はい」

夕希ちゃんの手を優しく握った。
少しだけかがまないと繋げないのが辛い…

でも、なんだかすごく嬉しい。夕希ちゃんの手はとっても小さくて…あったかかった。

風間「さ!ついたよ!」

夕希「やったーやったー!」

さっそくおもちゃ売り場に向かう

風間「どれが欲しいのかな?」

夕希「うーんとねー、これ!」

そう言って指差したのは

風間「キュアプリなりきりセット?」

(服だけじゃなくて、道具とか小物とか全部そろってるんだぁ…すごいや///)

「そっか、どれどれ…値段は…」

(げっ!一万六千円??!ちょっとこれは買えないな…)

夕希「お兄ちゃん…だめ?」

(ああああ…そんな眼差して見られたら…///)

風間「えーっとね、うーんと…あっ、夕希ちゃん、このお洋服はもう少し大きくならないと着られないよ?だからさ、こっちにしたら?!」

とっさに近くにあった、ピースキュアプリのカチューシャを取った。

夕希「あ!こっちでもいいよぉ~!」

風間「よかった…」

さっそくレジに持っていって、一応ラッピングしてもらった。

風間「はい、お誕生日おめでとう」

夕希「ありがと!あけていい?!」

風間「えっ、あ、いいよ!」

(ラッピング無駄だったかな…)

夕希「じゃあこっち!こっち!」

夕希ちゃんにグイグイと腕を引っ張られ、エスカレーターに乗った。

風間「どっどこ行くの?」

夕希「こっちなのー!上だよー!」

風間(上…?)

着いたのは屋上だつた。

風間「上って屋上の事かぁ…」

夕希「こっち!こっち!」

近くのベンチに誘導された

夕希「えへへ…ここゆーきのイス!」

風間「そうなんだね」

ベンチに座り、さっそくカチューシャを出す夕希ちゃん。

包装紙をベリベリと剥がすと思っていたが、きれいに包装紙から取り出して、折り畳んだ。

風間「わぁ…夕希ちゃん偉いね!きれいに畳めてすごいなぁ」

夕希「そうでしょ!ママが教えてくれた!」

風間(なんて良い子なんだろう…//)

なんか日本語変ですみません。


夕希「ねーねー!これ、つけて!」

カチューシャを風間に渡す

風間「いいよ」

夕希ちゃんにカチューシャをつけて、髪型を少し整えてあげた。

風間「はい、できたよ」

夕希「ありがとー!お兄ちゃん!」

ぎゅっ

風間(だ…抱き付かれた…////可愛いよおお!)

「えへへ…あは…どういたしまして…//」

夕希「お兄ちゃん、お顔がまっかだよ?」

風間「えっ?!うそ…はは…あ、暑くなってきたのかな!……あ!夕希ちゃんソフトクリーム食べようか?!」

夕希「えっ、いいのー?!たべる!たべたい!」

風間「(なに小さい子に動揺してるんだ僕…)じゃ、買ってくるからそこに座っててね」

夕希「はーい!」

ベンチから数歩程離れた売買に向かった。

「いらっしゃいませ!」

風間「えっと…ソフトクリームが1つと、オレンジジュース下さい。氷抜きで」

「かしこまりました!」

風間(もう13時か…これ食べたら軽くご飯食べに行こう)

「お待たせしました、またお待ちしております」

風間「どうも…」

「夕希ちゃーん!買ってきたよ!!」

夕希「やったあ!ママに自慢できる!」

「ママー!…ママ?あれ?」

夕希「ママいないよー?なんで?」

風間「ママはお家だよ?」

夕希「なんで?なんで?ママ…うっ…ママぁ…うわあぁぁぁん!」

夕希ちゃんは泣き出してしまった。

風間「ええっ?!うそ…どうしよう…」

夕希ちゃんの頭を撫でてみたりしても「嫌だ」と手を跳ね返されてしまう。

それと同時に手に持っていたソフトクリームを落としてしまった。

夕希「うわあぁぁぁん!ぞぶどぐりーむ゙ううううう!!あーん!!」

風間「うそ…どうすればいいんだよぉ…」

夕希「びえぇぇぇええええ!!」

どんどん鳴き声が大きくなってきた

風間「うわあ…泣きたいのは僕だよぉ…」

(あれを出すしかない…)

「夕希ちゃん!見て!ピースキュアプリの激レアカードだよ!!(これは僕が四回目の大人買いをしてやっと手に入れた特別なカード!これで大丈夫だ!)」

夕希「うっ…ぴーす…あ…ママあああああ!!ママー!!!あーーー!!」

風間「ええっ!?このカードがダメならどのカードならいいんだよぉ!」

大きくなる泣き声は周りの人の注目を集めた。

『ちょっと…なにあれ…』
『誘拐…?』

風間「これじゃあ誤解されちゃう…」




「ちょっと!なにしてるの??!!」


風間(あ…僕は…終わった…)

?「んもー!なんでこんなに泣いてるのに放っておくの?」

風間「いや…僕は…」

いきなり来たその人は、夕希ちゃんの手を握りしめて、「大丈夫、大丈夫だよ…」と慰めた。

夕希「うぅ~…ぐすっ…」

?「落ち着いたかな?鼻かむ?」

夕希「ん…」コク

?「はい、ちーん!」

夕希「ちーん!ふわ…ひっく…」

どうやら泣き止んだようだ。

?「ジュース、ください」

風間「へっ?あ、これ?」

オレンジジュースをその人に手渡した。

ぽかーんと二人を眺める事しか出来ない自分が恥ずかしかった。

風間「あっ、あの…!」

?「なんですか?」

風間「ありっ、ありがとうございます」

?「これくらい、大丈夫です…それより、誘拐とかじゃないですよね…?」

風間「違います!!親戚の子なんです!!」

?「そう…ならいいんですけど…泣き止んだし、私そろそろ」

夕希ちゃんに「ばいばい」と言ってその人は歩き出した。

風間「あ、あの!!」

?「今度はなんですか?」

風間「(やばい…ちょっと怒ってる)お礼したいんですけど…!あの、お昼ご飯ごちそうさせてください!!」

?「いや、そういうのいいんで…」

夕希「お姉ちゃんとご飯食べたい…」

風間「あ、あの!夕希ちゃんもそう言ってるんで…」

夕希ちゃんはその人に駆け寄り抱きついた。

?「な、ちょ…(か、可愛い~///)」

風間「あの…」

?「仕方ないですね…お昼だけですからね」

風間「わぁ!ありがとうございます!」

夕希「ありがとーござます!」

風間「あ、あの、あなた売店の方ですよね?」

?「そうです。まだ制服なんで…ちょっと着替えなきゃいけないので、ここで待っていてもらえませんか?」

その人は深くかぶった帽子を取った。

その人はショートカットがとても似合ってた。
目鼻立ちがよくて、色白だった。

風間「…きれい……」

?「じゃあ、すぐ戻るので…」

夕希「きれいなお姉ちゃんだったね!」

風間「んあ…え、あ、うん、そうだね!」

(あんなにきれいな人初めて見た…)

10分くらいしたらその人は戻ってきた。

?「お待たせしました」

風間「あ、いや!」

夕希「おねーちゃん!」

また抱きついた

?「あらあら、どうしたの?(この子めっちゃ可愛い…////)」

風間「そういえば…お名前伺ってなかったですね…僕は風間トオルです。今は大学四年生です。」

?「あ、そうですね。私はユウキです。専門学校通ってます。2年生です。」

夕希「ゆーきはゆーきだよ?」

ユウキ「え?」

風間「あ、その子も夕希って名前なんです!」

ユウキ「そうなんだ!お名前一緒だねぇ」

「なんだか嬉しいな♪」

にこにこ笑うユウキさん。

風間(笑うと、もっときれいだな…///)

ユウキ「この子の名前はどういう漢字で書くんですか?」

風間「あ、夕日の夕と、希望の希です!七夕が誕生日だから…多分…」

ユウキ「じゃあ明日誕生日なんだぁ…おめでとー♪」

風間「あの、あなたは…」

ユウキ「私?私はそのまま…勇気だよ。」

風間「courage?ですか?」

勇気「英語…発音良すぎてちょっと分からないですけど…多分合ってますよ(なんだこいつ…頭いいのかな?)」

風間「(発音褒められた///やっぱ僕って優秀なんだなぁ…)はは、そっか!」

「そうだ、なに食べに行こうか?この辺りで夕希ちゃんも行けそうなのは…、ファミレスか、回転寿司か、中華料理かな…?」

夕希「ゆーき何でも食べられる!」

風間「じゃあ、勇気さん決めてください」

勇気「あ…じゃ、じゃあ…ファミレスでいいですか?」

風間「わかりました。じゃあ行きましょう」

夕希「おこさまらんちー!」

三人で手を繋ぎながらファミレスに向かった。

勇気「夕希ちゃん、スキップして…楽しそう」

風間「そうだねぇ…でも本当、勇気さんがいて良かったです」

勇気「はは…でも、あたし夕希ちゃんが可愛くてついてきちゃった感じです…えへへ…」

勇気は苦笑いをした。

「いらっしゃいませ!デニズーへようこそ!」

風間「三人なんですけど…出来ればボックス席がいいのですが…」

「では、こちらへどうぞ!」

窓際のボックス席に誘導された。

夕希「ちっちゃいいす…ない…」

風間「あ!借りるの忘れちゃった…」

勇気「わたし借りてきますねっ!」

風間「ああっ!僕が…」

(行っちゃった…なんか僕、男らしくないっていうか…頼りないっていうか…)

夕希「ありがとー!」

風間「ごめんね、なんか色々と…」

勇気「いいですよ、大丈夫」

風間「う、うん…じゃ、じゃあ、なに食べようか?好きなの頼んで!」

夕希「おこさまらんちー!ぱふぇー!」

勇気「なんでもいいんですか?」

風間「もちろん!」

勇気「いっぱいでもいいんですか?」

風間「…?たくさん食べていいよ?」

(こんな華奢な子だし、少食なんだろうなぁ…)

勇気「じゃあ…決まりました!」

ピンポーーン…

「お待たせしました、ご注文お決まりですか?」

風間「お子さまランチと、カルボナーラのサラダセットと…」

勇気「私は、ハンバーグのAセットで、あと季節のサラダと、たらこパスタとミニドリアで…」チラッ

風間の方を見た。

風間「へ?あ、あ、あとドリンクバー2つで!」

「か、かしこまりました!お子さまのドリンクバーは無料ですので、ご自由にどうぞ!」

勇気「ドリンクバーいってきますねー、なに飲まれます?」

風間「あ…コーラで…」

勇気「わかりました。夕希ちゃん、一緒に行こうか♪」

夕希「いくー!」

風間「勇気さんって…よく食べるんだなぁ…すごいや…」

(痩せの大食いってやつ?…本当にいるんだー…)

窓からの景色を眺めながらぼーっとしていた。

(ん…?あ…短冊だ…)

すぐ近くの商店街の文房具屋では、明日の七夕に向け、竹に短冊をつけられるイベントを行っていた。

(結構大きい竹を使ってるなー!すごくきれいだし…後で行ってみようかな…)

勇気「お待たせしました~っ」

風間「あ、ありがとうございます」

勇気「あの、私、年下ですし、敬語じゃなくても大丈夫ですよ?」

風間「あぁ…そっか!専門の二年生ってことは、二十歳?」

勇気「そうです。風間さんは、二個上ですよね」

風間「そうだよ。ふたつ橋大学の四年生さ」

勇気「(そこまで聞いてねーよw)わぁ!ふたつ橋大学なんて、すごいですね!」

風間「ははっ、まぁ、幼い頃から母にしつけられてきたからね…」

勇気「そうなんですねぇ~(やばい変な人かも…)」

「失礼します。こちら、お子さまランチのおもちゃ、お一つお選びください」

勇気「あ、夕希ちゃんどれにする?」

夕希「んーとね、んーとね、これ!」

プラスチックのパズルを選んだ。
無言でもくもくと遊び始めた。

風間「すごいなぁ…」

勇気「熱心で、可愛いなぁ」

風間「あ、そういえば、勇気さんって名前…女の子でその漢字使う人初めて見たなー」

勇気「あー…そうですよね!私も会ったことないです」

風間「なにか理由あるの?」

勇気「深い理由は無いんですよ!ただ、親が愛と勇気って言葉が好きなだけで…ははは」

風間「じゃあ愛にすればいいのにね」

勇気「そうなんですけど、姉がいて、愛っていう名前なんです。次は男の子!って思ってたらしいんですけど…女の子だったんで…」

「まー結局、そのまま勇気になったんですよ」

風間「そうなんだね~…でもさ、ステキな名前だよね」

勇気「(えっ…ドキッ…)いや…」






「お待たせしました!セットのサラダとスープです!」

風間「あっ、どうも…」

勇気(なんでこんな変な人にドキドキしたんだろ…)

風間「夕希ちゃん、僕のサラダ少し食べる?」

夕希「………」

風間「ははは、パズルに夢中だ…」

ニコニコ笑う風間。

勇気(……あ……///)

風間「どうしたの?暑い?こっち暖房あんまり当たらないから席交換しようか?」

勇気「へ…あ…いや!なんでもないです!大丈夫です」

風間「気を使わなくていいからね、交換したいとき言ってね」

勇気「ありがとうございます…」



「お待たせしましたー!」

頼んでいた料理が次々ときた。


風間「夕希ちゃん、ご飯きたよ?」

夕希「うん…まだ…」

風間「ご飯の時はパズルだめだよ?」

夕希「いまはご飯いらない…」

風間「だめっ!」

夕希ちゃんのパズルを取り上げた。

夕希「ゆーきの…返して!」

風間「ご飯食べたら返します」

「ご飯の時は遊びながらはダメなの!夕希ちゃんなら分かってくれるよね?」

夕希「うぅ…」

勇気「風間さんちょっと言い過…」
夕希「わかったぁ…」

風間「いい子だね」

夕希ちゃんの頭を撫でた

夕希「えへへ…///」

風間「じゃあ食べようか」

勇気「へぁ、あ、はい!いただきます!」

(良いとこあるじゃん、ただのナルシストかな?)

風間「勇気さん…かなり食べますよね…」

勇気「えっ、あ…へへへ…よく言われます…」

風間「いつもそのくらいは食べちゃうの?」

勇気「うーん…今食べてる量と、あとパスタ二皿ならいけますね…モグモグ」

風間「(うわっ…すごいな…いけますって…)へ、へぇそうなんだぁ~」

勇気「食べるの好きなんですよねぇ~」

………



風間「ふぅ、ごちそうさま」

夕希「ゆーきも全部食べた!」

勇気「ごちそうさまでした。風間さんありがとうございます」

風間「(えっ!もうあの量たべちゃったの??!!)あ、うん!どういたしまして!」

夕希「甘いの食べたい…」

勇気「あっ!それなら、美味しいクレープ屋さん、すぐそこにあるんですけど行きませんか?」

夕希「くれーぷ!食べるー!」

風間「じゃあ、行こっか(すごい胃袋だ…)」

会計を済ませて店を出た。

勇気に着いていく。クレープ屋さんは文房具屋の向かいにあった。

風間「あれ?こんなお店あったっけ?」

勇気「先週できたばっかりです!すーごく美味しいですよ!生地がモチモチしててぇ~…」

風間「そうなんだぁ!」

お腹はいっぱいだが、美味しそうな甘い匂いを嗅ぐと食欲がわいた。

風間「あ…でも、僕らは夕希ちゃんと半分こしますね。18時には夕飯なので…」

勇気「そっかぁ…じゃ!私のオススメ買っちゃうので、ちょっと待っててください」

勇気「どうぞ!」

イチゴがたくさん入ったクレープを2つ買ってきた

夕希「わーい!おいしそうー!」

風間「本当だぁ…!」

さっそく夕希ちゃんに一口食べさせた

夕希「んー!!おいひぃ!」

風間「僕も食べよ!」モグモグ

「本当だ!すごく美味しい!」

勇気「えへへ…あたしもう三回も来てるんです…」

風間「でも、こんなに美味しいなら通っちゃうよ…また行きたいな」

夕希「ゆーきもー!食べたい!」モグモグ

勇気「あっ、夕希ちゃん、クリーム付いてるよ?」

勇気「今ふいてあげるからね」

そう言ってハンカチで夕希ちゃんのクリームをふいた。

風間(わぁ…///なんか絵になるなぁ///)

勇気「私にもクリームついてますか?」

風間「(見すぎた!)いや、ついてないよ!大丈夫!」

「あ、そうだ!食べ終わったらさ、そこで短冊書いていかない?!」

勇気「あ、実は私も気になってたんです♪」

夕希「ゆーきもー!」

風間「じゃあ、行こっか!」

食べ終えた三人は文房具屋まで歩く。

風間「近くで見ると迫力あるっていうか…結構大きいなぁ…!」

勇気「本当ですね!それに飾りもきれい…」

夕希ちゃんは笹に触れようとぴょんぴょんとジャンプして楽しそうだ。

勇気の言う通り、飾りもきれいだ。
流石文房具屋さんはきれいな折り紙などを使っている…

店員のおじいさん「おやおや、お嬢ちゃん書いていくかい?」

夕希「かく!かく!」

勇気「私たちも書いていいですか?」

おじいさん「いいよ、好きな短冊を選びなさい」

短冊はきれいな千代紙でできていた。

夕希「きれい!ゆーきこれ!」

ピンク色の短冊を選んだ。

勇気「じゃあ、私はこれ…」

風間「僕はこれにしよ」

勇気は黄色、風間は青い短冊を選らんだ

風間「夕希ちゃん、文字書けるの?」

夕希「ゆうきだけ書ける!でも、あとは分からない…」

風間「じゃあ、書けないところは僕が書くね、お願い事教えてくれるかな?」

夕希「んーとね、んーとね!おじいちゃんといっぱいあそべるように!! 」

「おじいちゃん、ずっと病院いたからあそべなかったの…」

風間「えっ…」

夕希ちゃんの言うおじいちゃんとは、先日亡くなったおじさんの事だ。

風間「夕希ちゃん…わかった!そう書くね」

(本当にこれでいいのかな…)

勇気「浮かない顔してますよ?」

風間「あ…いや、ははは…」

夕希「おにーちゃーん!はやくー!」

風間「あっ、あ…の…あ…」

勇気「…夕希ちゃん、夕希ちゃんは大きくなったらなにになりたいの?」

夕希「え~?ん~?キュアプリだよ?」

勇気「そっかぁ…それならキュアプリになりたいって書かない?おじいちゃんと遊べないならさ、お姉ちゃんとお兄ちゃんが遊んであげるよ?」

夕希「うぅ~ほんと~?」

勇気「本当だよ…指切りげんまん」

「「うーそついたらはりせんぼんのーます!」」

夕希「えへへ…キュアプリにする~!」

風間「そうだね!今書くね!」

(よかったぁ~!救われたよ…あのまま書いていたら嘘ついてるみたいで、いい気しないし…)

早速書いて夕希ちゃんに名前を書かせた。

勇気「風間さんはなんて書くんですか?」

風間「僕は…これ!」

『父の様な人間になる』

勇気「わぁ…なんかすごいですね!!」

風間「僕は父を本当に尊敬しているんだ。勇気さんは?」

勇気「私ですか…?私は…」


『日本一のエステティシャンになる!!』

風間「エステティシャンになりたいんだね!すごいよ!」

勇気「いやぁ…そんな…」

夕希「えすてししゃん?」

勇気「エステティシャン…夕希ちゃんが大きくなったら、してあげるね♪」

夕希「うん!うん!」

風間「エステが分かってるのかなぁ…はは」

勇気「わかんない…ふふ。でも、私こんな笑顔が見たくて、エステティシャンになりたいなって…」

風間「ついでに僕のママもきれいにしてあげてよ」

勇気「えへへ、安くしますよ~♪」

風間(なんか、楽しいなぁ~…落ち着くし…)

勇気(さっきママって言ったような…いや、絶対言った。風間さんてナルシストでマザコン?w)

短冊を付けて、時計を見た。

風間(やば…もうそろそろ帰らないと…少し早めに帰った方がいいよね…)


女「あ、あの~」

女性に声をかけられた

風間「はい?」

女「もしよかったら、写真とってくれませんか?」

風間「もちろん。いいですよ」

女「よかったぁ!」

男「嬉しいね!」

夫らしき人からデジカメを受け取った。男女は竹の前に並びピースをした。

風間「はいチーズ」

女「ありがとうございます!…見て見て!笹の飾りもこんなにきれいに写ってるわ!」

男「本当だぁ~!七夕のいい思い出ができたね!」

勇気「あっ…もしよかったら、私たちも撮ってくれませんか?」

夕希「しゃしんとるー!」

風間「写真なら僕が…」

勇気「三人写らなきゃ意味無いですよ!」

勇気は女性にスマホを渡した。

女「ほらほら、撮りますよ~っ!」

勇気「風間さん、ピース!」

風間「あっ、うん」

カシャッ

風間(女の子って本当に写真好きだなぁ…)

勇気「ありがとうございます!」

女「こちらこそありがとう♪写真撮ってもらえてよかったね、ヨシリン♪」

男「優しい人たちでよかったね、ミッチー♪」

ヨシリン「あっ、そろそろ帰って夕飯の用意しよ!ミッチー」

ミッチー「そうね、今日もヨシリンに喜んでもらうために頑張るわ!」

ヨシリン「ミッチー…愛してるよぉ~」

二人は帰っていった。


勇気「なんかすごい人てした…」

風間「うん…まぁ、いい人達みたいだったから…はは」

夕希「ねぇねぇ、まだママに会えない?」

風間「しまった!そろそろ帰らなくちゃ!」

勇気「えっ!本当ですか?!あの!写メ送ります!」

風間「えっと…じゃあ、僕のアドレス簡単だから口頭で言っちゃうね」

「kazama…………」

勇気「おっけーです!じゃあ後で送りますんで!」

風間「今日は色々とありがとう」

勇気「こちらこそ…なんだかんだ楽しんじゃいました!」

夕希「お姉ちゃんまたねぇ!!」

風間「じゃ!」


風間たちは夕希ちゃんの家に帰っていった。


風間「なんとか間に合いそう…夕希ちゃん、今日は楽しかった?」

夕希「すーーごくたのしかった!きゅあぷりもかってもらったし…お姉ちゃんともあそべたし…」

風間「よかった。また遊ぼうね♪」

夕希「うん!ぜったいだよぉ~!」

風間「うん」にこにこ

(あー本当に小さい子は無垢で可愛いなぁ…)


……………
……


夕希「ただいまーっ!!」

おばさん「おかえり。トオルくん、ありがとうねぇ」

「あらっ!なにこの頭の!?買ってもらったの?!」

夕希「うん!お兄ちゃんがくれたの~」

おばさん「んもー…何から何までありがとうねぇ」

風間「いえ、ほんの気持ちですよ」

おばさん「本当ありがと。あ!ご飯できてるから、手洗ってらっしゃい!洗面所あっちだから!」

風間「はい、お借りします…」





チャララーーン♪



風間「あ、メール…」


件名:勇気です

本文:今日はありがとうございました。夕希ちゃんにもよろしく伝えておいて下さい!

またクレープ食べましょうね!


風間「また、クレープ…食べましょうね…////」

(これってデートのお誘い?!やっぱ僕モテるなぁ~////)

風間は添付されている写メを見た。

(よく撮れてるや………////勇気さん…やっぱりきれいな子だなぁ…///)


母「トオルー!まだなのー?!早くいらっしゃーい!!」

風間「わっ!!!(ま、ママか…)い、今行くよー!!」

(へへへ…今日は楽しかったな…)


風間はその写メを待ち受けにした。


(また、会えますように。)



勇気「ふー…」

(バイト終わって、こがん時間まで遊ぶなんて思わんかった…)

(あたしも帰ろ…)

勇気も自宅に向かった。

(…でも久々に楽しかった…初対面の人とあがん仲良くなるのなんか無いけんねぇ)

(真面目な人やったなぁ…マザコンぽいけど…)


----プルルルルル----プルルルル



勇気「もしもし?なん?」

愛「おー!勇気!元気でやっとっと?!」

勇気「まぁ、ぼちぼちー」

愛「あれー?なんか今日機嫌いいんじゃなか?なんばしよっと?」

勇気「なーんもなか!バイト帰り!」

愛「えー?なんか嘘くさ~!あ、もしかして好きな人でも出来たと??」

勇気「そがんこと無か!!もー
!姉ちゃんこそ何で電話してきたと!」

愛「あ、夏休みとか帰ってくるかなー??って!いつ帰る?」

勇気「それならお母さんにメールしたばい。知らんと?」

愛「知らん!まぁ、帰ってくるっちゃけんね、好きな人の話せろな!」

勇気「だからー!」愛「じゃ!」

ツー…ツー…ツー…

勇気「切りよった…」



勇気(姉ちゃんは…まったく…)

自宅に着いた勇気。

ガチャ

(ふー…疲れたぁ…明日の実習の準備せんば…)

(…メールもせんば!忘れんうちにしよ!)

(今日は…ありがとう…ございます………………うーん……また、クレープ…食べましょう…って書いとくか。社交辞令、社交辞令)

(写メ添付…)

「よしっ!完了」


メールを送り終えた勇気は、ピクチャーフォルダを開き、さっきの写メを見た。

(お!きれいに写ってるやん!…夕希ちゃん、マジ可愛い~////)

(…風間さん…………よく見たらかっこいいかも…ちょっと)

(長崎帰って戻ってきたらお土産でもあげようかね…)

勇気はその写メを待ち受けに設定した。

「さ!明日の準備しよ!」



終わり

風間トオル.jpg







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しんちゃんとネネとマサオ [恋愛]

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幼い頃から、人気者で
面白くて、楽しくて変態で年上好きの女好き…。
それでも、みんな
みんな、あなたが大好きだった。



ーーーあたしも。



「しんちゃん、あたしね
あたし、……しんちゃんが

好き」


……言ってしまった。言ってしまった。言ってしまった!!

きゃーきゃー!どうしよう!!
きゃー!恥ずかしい!


頬が暑い。
高校を卒業して、しんちゃんはグッと身長も伸びて大人っぽくなった。
グリグリいがぐり頭も、今や髪の毛は伸びて、青少年。そんな、しんちゃんを周りの女の子たちが放っておくわけもなく、しんちゃんの周りには、女の子たちが沢山いた。


・・でも、しんちゃんは誰とも付き合わなかった。誰の告白にも、応じなかった。

あたしだけは特別だった。
だって、あたしは、かすかべ防衛隊のマドンナだもの。

しんちゃんを、誰よりも傍で見てきたんだから。


ねぇ、あたしのことを…好きだよね?しんちゃん…。


長い長い、間をおいて、しんちゃんはニッと元気よく笑った。



「………改まって、どうしたんだゾ!


オラも、ネネちゃんを好きに決まってるゾ!
なんたって、かすかべ防衛隊の仲間だもん」


え……?

「は・・・・?」


……そっち?
そっちの意味に捉えちゃうの……!?



「オラ、ネネちゃんと友達になれて良かったゾ」



……あたしの淡い恋心は砕け散った。



ぐぁぁぁぁあ!
あたしのウサギは、どこ!?

「あぁぁぁーーー!!もう!!
しんちゃんの、バカっ!!
鈍感変態女好きィィイ!!!」


ドスッ。
ドスッ。
ドスッ。



校舎裏で、あたしは隠していたウサちゃんのお腹を殴る。



「・・・い、いつものネネちゃんじゃない・・・・」
「なによー!
いつから見てたのよ!この、おにぎり!」
「ヒィィィ!」


いつの間にかやってきていた、おにぎりが震えている。
こいつも、見かけはおにぎり頭ではなくなったものの、弱虫なところは変わっていない。

おにぎり頭と呼ばれることに、コンプレックスでもあったのだろう。いまや、茶髪にロングのチャラ男へと進化した。中身は変わらずとも、見かけは大変身。

「お、おれ、もうおにぎりじゃないよ」
「うっさいわね! チャラ男!!」
「ヒィィィ!」



そういうや否や、おにぎりは泣き出した。
ほんっと! 見かけだけね・・・・。
あたしは、ため息をつく。


「泣くんじゃないわよ!!
ほんと、泣き虫なのは変わってないわね! まったく!!」



仕方がないので、ハンカチを渡すと嬉しそうに、「ありがとう、ネネちゃん」と笑った。



・・・・子供かよ。
いちおう、成人した大学生なのよ。

あたしが、仕方ない思いながら、再び溜め息をつく。するとマサオくんは、「何かあったの・・? しんちゃんと」と遠慮がちに聞いてきた。



どうやら、あたしが、また怒ると思ってるらしい。
びくびくしすぎよ。
別に隠すことでもないので、さっきの出来事を話した。



「・・・・ふられたのよ」


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マサオは、目を見開いて、驚いたように飛び上がる。


「ええ!? しんちゃんが、ネネちゃんをふったの!?」
「声が大きい、おにぎり!」
「ごめんなさい!」

マサオくんは、青い顔で、でも、顔をサッとあげて、あたしを見つめた。



「ね、ネネちゃん!!」
「・・・なによ」
「お、おれと付き合ってください!」



・・・・どこに?って・・・ええ?どゆこと?



「付き合うって、どこによ」
「ちち、ちがう!! ぼ、ぼくはネネちゃんが好きなんだ!!」
「却下」
「ええええええ!!!?」



・・・あんた、オレから僕に戻ってるじゃないの。

「悪いんだけど。
あたし、マサオくんに恋愛感情はないの」
「そんな・・・!」



瞳をウルウルさせる、マサオくん。また、泣くのかよチワワかよ。



・・ていうか、マサオくんも、そこそこに告白されるんだから、あたしよりも、可愛らしい女の子を選べばいい。思わず思っていた言葉を、そのまま口に出した。




「あたしよりも、もっと可愛い子を選べばいいじゃない」


すると、マサオくんは目を釣りあがらせて、勢い良く首をふった。

「そんなことない!! ネネちゃんは、可愛い!
そして、ネネちゃんは優しくて強くてカッコイイんだよ!

ぼくは、ずっとそんなネネちゃんを見てたんだ!!」



顔を真っ赤にさせて、鼻息を荒くして
力説するマサオくんに、思わず苦笑いをした。




女の子に、カッコイイって・・・・・どゆこと。
あたしは、マサオくんにトドメをさす。




「とりあえず、却下だから」
「ええええええ!?」



ネネちゃん、酷いよー! という声が後ろで聞こえた。あたしは、思わず笑う。あいつ、本当にドジなんだから。

ドジでマヌケで泣き虫で、女の子扱いも下手くそだし、見かけだけチャラ男だけど、


いつも真っ直ぐだった。
それでも、少しだけ、
ほんの少しだけ。
さっきまでの悲しかった心が楽になっている、あたしがいた。


(ふん。マサオのくせに、言うじゃない)



もうすこし、強くなって、あたしを守れるぐらいになったら
考えてやらないことも、ないかな。


なんてね。


「今日の、ママの晩御飯なにかしら♪」



ああ、明日が楽しみ。

ネネ.jpg


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